2021年01月12日

 反官僚の菅政権に期待するN

 ●「日・米・英」同盟で米にかかる同調圧力
 EU(欧州連合)から離脱して、大英帝国としてのアイデンティティを強めつつあるイギリスと日本が、ここにきて、急接近している。
 戦後の日米安保に匹敵するのが戦前の日英同盟で、日本とイギリスはともに伝統的な海洋国家(島国)にして、それぞれ、天皇と女王を戴く立憲君主国という共通点をもっている。
 第二次大戦で、日本はアメリカに負けたが、イギリスには勝っている。
 戦艦プリンス・オブ・ウェールズなどを撃沈したマレー沖海戦とパーシバル大将が13万の兵士と共に降伏したシンガポール陥落である。
 イギリスには、日本を敵国と見る意識はあっても、ジェノサイト(大都市空襲/広島・長崎原爆投下)ののちに本土を占領して、憲法を書き直すなど日本の主権を土足でふみにじったアメリカの傲慢さはない。
 アメリカ次期大統領バイデンの「日本の憲法は核をもたせない目的でわれわれが書いた」という発言は、日本を見下した姿勢のあらわれで、バイデンが、今後、日本軽視、中国・韓国重視の政権をとるであろうことは、民主党の伝統でもあって、疑いえない。
 その歯止めとなるのが、新日英同盟≠ナある。イギリスの監視がきいていれば、バイデンは、極東政策において、中国にたいして、迎合的な政策をとることはできない。
 バイデンが、中国共産党と裏でつながっていて、中国に利権をもっていることは、半ば公然たる事実だが、アメリカのマスコミが、これを報じないのは、反トランプ=民主党支持だからである。
 
 現在、アメリカは、トランプ支持の保守系(共和党)と反トランプの革新系(民主党)が62万人の戦死者を出した南北戦争さながらのにらみあいをつづけている。
 そして、錯乱したトランプが核ミサイルのボタンをおしかねないという危機感がひろがっている。発信源は、むろん、民主党である。ペロシ下院議長は、トランプ大統領の核攻撃命令に応じないよう国防総省のトップであるミリー統合参謀本部議長と合意したという。
 このことからも、国防省や国務省、CIAらアメリカの中枢がトランプを見捨てたとわかる。
 アメリカ大統領選挙に不正があったことは、各投票場に一台8千ドルもの投票マシーンが使用されたことで半ば明らかである。操作の必要がないのであれば、日本の総選挙のように、なんの混乱もなく、翌日には結果と数字が明らかになっていたはずである。
 投票マシーン管理者同士の銃撃戦、監視カメラの隠蔽、不正選挙に怒ったトランプ支持者による米連邦議会議事堂への乱入事件と今回のアメリカの大統領選は、首を傾げたくなることばかりおきた。
 アメリカは、周到な計画にもとづくケネディ大統領の暗殺がオズワルドの動機なき£P独犯とされたように、真実が大きな力によって闇に葬られる風土にある。
 ニクソンの電撃的な米中和解(1972年/米中共同宣言)の前例があるように、バイデンが、個人的な打算から、中国に迎合する可能性を否定することはできない。
 その場合、危機に瀕するのは、シーレーンである。中国が、南シナ海から台湾沖(バシー海峡)、尖閣列島周辺まで制海権をひろげても、バイデンはなんの危機感も抱かないだろう。
 そこに、イギリスが、日米のアジア防衛にくわわるメリットがある。
 大英帝国は、カナダとオーストラリア、ニュージーランド、インドとマレーシア、シンガポールの宗主国である。日本が、豪州やインド、アセアンをまきこんですすめてきた「自由で開かれたインド太平洋」構想と、大英帝国のアジア進出が地政学的にぴったり一致するのである。

 英海軍は、2021年には、最新鋭空母「クイーン・エリザベス」をインド太平洋でおこなわれる日米合同軍事演習に参加させる。
 クイーン・エリザベスを中心とする空母打撃群は、最新鋭のステルス艦載機F35Bを24機、23型フリゲート2隻、45型駆逐艦2隻、原子力潜水艦1隻で編成される欧州最強の艦隊で、近々、空母プリンス・オブ・ウェールズもこれにくわわる。
 太平洋とインド洋、アラビア海を日・米・英の海軍力でまもろうという構想で、中国の覇権主義にまっこうから対決しようというのである。日英軍事同盟は「空対空ミサイル(12億円)」や「高機能レーダー技術(41億円)」などの共同研究部門も順調で、これから、ミサイルやミサイル防衛も課題に入ってくるだろう。
イギリスは、今後10年の展望のもとで「統合運用コンセプト2025」という長期軍事計画を立て、クラウド接続や人工知能(AI)、ロボットや量子コンピュータ、IoT(物のインターネット)化をすすめるという。
 とりわけめざましいのはロボット技術で、武器のロボット化からロボットが操縦する戦車、空挺部隊が、ドローンにまもられながら戦場をかけぬけるシミュレーションもできあがっている。
日本の防衛がめざすのも、同様に、AI化やロボット化で、日本の科学者が中国に媚びて、日本の防衛には協力しない(日本学術会議)というならイギリスと組むだけである。
 次回は、イギリスが日本に加入をもとめ、入ると科学やマスコミにも大きな影響がおよぶであろう「シックスアイズ」についてもふれよう。
posted by office YM at 08:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする