2024年11月21日

 山本峯章チャンネル 苦言直言第53回

 重要法案を平気で野党に丸投げする石破のおそるべき背信と政治的無能
 あの2000万円は謀略ではなかったのか?
 石破らには 公認なしで立候補した安倍派9人を落選させても 過半数の233議席を確保できるという自信があった。
 安倍派つぶしのために2000万円を無断送金して それをみずから「赤旗」にリークしたのではないか。
 そうでなければ カネと政治の問題で騒がれているさなかに 自民党が安倍派議員らに2000万円を送金した理由が理解できない。
 選挙前 自民党は 自公で233議席をとれると踏んで わたしもそう思った。
 これが謀略だったのなら 石破グループはたいしたものである。
 石破人事の見て不審に思うのは 憲法審査会長と法務委員長の椅子を立憲民主党にさしだしたことである。 
 立憲民主党は憲法改正に反対している政党で いままで憲法審査会の出席を拒みつづけてきた。
 石破は その立憲民主党に 憲法審査会長の椅子をさしあげた。
 これで石破に 憲法改正の意思がないことがはっきりした。
 自公では議席の過半数におよばないのが現実だが それにしても石破はなにを考えているのか。
 70年もかけてわれわれは憲法改正を論じてきた。憲法改正は自民党の党是でもあった。石破はその自民党のトップに立つ男である。
 石破という人間がどうしても解せない
 石破は「選択的夫婦別姓」を審議する法務委員会も委員長の椅子も立憲民主党に明け渡してしまった。
 石破も野田も夫婦別姓に賛成で 自民党左派と立憲民主党は考えが一致する。
 したがって「選択的夫婦別姓」の法案は国会をとおるだろう。
 夫婦別姓など法制化しなくてもすでに日常化している。
 財界は 夫婦同姓が女性の社会進出を妨げているというが 夫婦同姓は女性の社会進出のネックにはなっていない。
 自動車の免許証や不動産売買の登記も旧姓でもかまわない。
 姓の問題はほとんど解決されていて 不都合があればそのつど法を改正すればすむ。
 夫婦別姓が狙っているのは 戸籍法の廃止ではなかろうか。
 戸籍法が廃止されれば家族がバラバラになってしまう。
 石破と野田は波長が合っている。皇位継承問題についても 石破と野田は ともに男系男子に反対である。石破政権がどういう方向にむかうのか心配である。
 国民民主党が提案している所得控除103万円の壁も 代表の玉木が不倫問題でテレビなどに叩かれて 玉木の弟の事件までが週刊誌に取り上げられている。
 玉木のスキャンダルは 当分 終わりそうもない。玉木は 一回 役職を降りた方がよい。日本人はけじめを大事にする。いさぎよさとケジメを見せなければ 103万円の壁から178万円への引き上げはむずかしくなる。
 所得控除には財務省や自民党などの大きな抵抗が予想される。178万円の目標額が120〜130万程度になると 国民は スキャンダルの負い目によって玉木が財務省や自民党のいいなりになったと思うだろう。
 政治家に聖人君子をもとめるべくもない。おこしたスキャンダルは仕方ないが 事態を鎮静化させるためにも いちど役職から身を引くべきなのだ。そして 機をみてまたもどってくればよい。そうすることによって 来夏の参院選挙への悪影響も防げる。
 石破自民党はこのままじゃダメだ。といっても 即刻解散ともいかないので 来夏の参院選を衆参同時にやって 自公で過半数をとれる準備をすすめるほうが賢明だろう。
 石破を代えなければならない。外国の首脳から相手にされないような愚かな首相では外交にならない。いつ代わるかわからない国の代表が外国の首脳から信用されるわけもない。
 石破は トランプと電話で5分間 話したというが 実際は トランプが忙しいといって電話を切ってしまったという。
 石場の顔を 新しい顔に代えて 来年の衆参同日選挙に勝たなければ 自民党どころか日本に明日はない。

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posted by office YM at 21:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする