2019年05月31日

マスコミ世論&タレント識者の俗論を撃つA

 マスコミ世論&タレント識者の俗論を撃つA
 ●池上彰が説く「女系宮家」のゴマカシ論法A
 現在、皇統をめぐって、日本の世論は、男系男子派と女系女性派の真二つに分かれて、水面下で、はげしく、争っている。
 男系男子派の学者は、小堀桂一郎(東京大学名誉教授)、新田均(皇學館大学教授)、百地章(法学者/日本大学名誉教授)、八木秀次(法学者/麗澤大学経済学部教授)、大原康男(國學院大学教授)、竹田恒泰(明治天皇の玄孫/慶応大学院講師)、松浦光修(皇學館大学教授)らで、論客として、谷田川惣や八幡和郎らがいる。
 女系女性派の学者は、田中卓(皇學館大学元学長)、所功(京都産業大学名誉教授)、高森明勅(神道学者)、西修(駒澤大学名誉教授)、園部逸夫(元最高裁判所判事)らで、論客として、高橋紘、橋本明、山下晋司らがいる。
 女系女性派が優勢なのは、マスコミや官僚、有識者会議につらなる学識者がついているからで、漫画家の小林よしのりやニュース解説の池上彰のほか、テレビの人気者や女性タレントも、メディアで、男女平等を挙げて、女系女性を支持している。
 その効果はてきめんで、世論調査で、目下、愛子天皇待望論というべき状況がうまれている。
「女系・女性天皇に賛成7割」(時事通信)
「女性天皇『容認』76%」(朝日新聞)
 現在、皇位継承順位第2位に悠仁親王殿下がおられる。
 男系男子が皇位を継承すると定めた皇室典範にもとづく皇位継承順位は――
【1】秋篠宮文仁皇嗣殿下【2】悠仁親王【3】常陸宮正仁殿下
 である。
 女性天皇が容認されると、皇位継承順位はこう変わる。
【1】愛子内親王【2】秋篠宮文仁皇嗣殿下【3】眞子内親王【4】佳子内親王【5】悠仁親王【6】常陸宮正仁殿下【7】彬子女王【8】瑶子女王【9】承子女王
 女性天皇が容認されると、皇位継承順位第2位の悠仁親王が5位に下がる。
 この場合、皇位が、愛子天皇から悠仁親王もしくはその男性嗣子に継がれるという確たるルールができていなければ、歴史上、推古天皇など8人の前例がある女性天皇は、そのまま、前例のない女系天皇へ移ってゆくことになる。
 皇胤の男子相続者がおられる現在でさえ、愛子天皇待望論が沸騰している。
 これを思えば、将来、愛子天皇の直系への譲位が世論の大勢となるのは目に見えている。
 皇統は世論に左右されてはならないが、天皇の地位が憲法に規定されているかのような風潮のなか、世論に抗うことはむずかしい。

 愛子天皇の子が皇位を継承した場合、たとえ、その子が男性であっても、女系天皇となって、2700年にわたって、男系男子で貫いてきた万世一系の伝統に終止符が打たれる。
 愛子天皇の長男が天皇に即位した瞬間、民間人である夫側の家系図に天皇が出現して、一方、神武以来の天皇家の皇統が断たれるのである。
 池上彰はこういう。
 女性天皇をみとめるように法を改正すれば、愛子さま、眞子さま、佳子さまも、皇位継承権をもつことができます。
 それからこう畳みかける。
 女性天皇をみとめても、愛子さま、眞子さま、佳子さまのお子さまは女系になるため、皇位継承権はありません。
 そして、こうしめくくる。
 将来、「女系天皇」をみとめるかどうか、という議論をしなければならないでしょう。
 問題を先送りして、遠くない将来、女系天皇がうまれることに期待を寄せるのである。
 これは、ごまかしとすりかえの論理で、万世一系を残す方法があるのに、民間人の天皇をもとめるのは、魂胆があるのである。
 その魂胆というのが、女性天皇から女系天皇へのなしくずしの移行で、万世一系をひっくり返そうというのである。
 伝統を破壊すれば、日本は、民主主義共和国になるほかない。
 池上は、万世一系の牙城たる旧宮家の皇籍復帰の可能性を否定する。
 女性天皇、女系天皇の容認や女性宮家の創設以外の方法として、旧宮家の皇籍復帰を唱える論者もいますが、旧宮家は戦後皇籍から離脱していますから、あらためて皇籍に復帰することは、現実的には難しいのではないでしょうか。
 世論調査でも、旧宮家の皇籍復帰にたいしては、7割前後が反対しています。
 女性天皇とは違って、国民感情としても、認めがたいのが現実です。
 ウソである。
 産経・FNN合同世論調査(2019年5月)によると、男系男子の皇族を増やすため、戦後に皇籍離脱した旧宮家の復帰を認めてもよいかという質問にたいして、「認めてもよい」(42・3%/自民支持50・7%)が「認めない方がよい」(39・6%/自民支持31・3%)を上回った。
 旧宮家の皇籍復帰や男系男子の血統を持つ人々養子縁組案については、これまで、有識者や政府、マスコミなどは「長年、民間で暮らしていることから国民の理解は得られない」といいつづけてぃた。
 ところが、とんだ思いちがいで、国民は、戦後、臣籍降下させられた11宮家にたいして、敬意と愛着をもっていたのである。
「女系・女性天皇に賛成7割」(時事通信)「過半数が女性天皇と女系天皇の違いを理解せず」「11宮家の皇籍復帰賛成派が反対派をこえる」(産経・FNN)とアンケート調査の結果はまちまちである。
 マスコミや政府・権力の一部が世論を操作してきた結果、バラツキが生じたのである。
 皇統をめぐる男系男子派と女系女性派の衝突は、日本人の魂とマスコミ世論のたたかいといえる。
 そのたたかいは、はじまったばかりなのである。
posted by office YM at 12:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする