2020年12月14日

 反官僚の菅政権に期待するK

 ●アメリカのエージェントだった日本の官僚
 75年前、日本は、戦争に負けて、日本という国のアイデンティティをすべて失った。
 日本が、戦前の日本ではなくなったわけだが、その政変劇の主役を演じたのが、官僚と左翼、経済人だった。
 天皇は残ったが、歴史の実在者から憲法上の存在になって、国体は消えた。
 結局、戦後日本は、官僚と左翼、経済人、そして、憲法天皇の4者に仕切られる奇妙な国となった。
 この4者は、いずれも、国家的原理や歴史的ルーツをもっていない。
 天皇の官僚だった霞が関は、GHQのエージェントとなって、解体を免れたが、1951年のサンフランシスコ講和後、GHQという親分を失って、権限と利権、自己保身だけの機関になった。
 左翼は、旧ソ連のエージェントとなって革命風を吹かせたが、旧ソ連崩壊によって、共産主義革命という目標を失って、政府に吠えかかるだけのノラ犬のような存在となった。
 経済界は、高度経済成長をへて、世界第3位の経済大国となったが、半導体やIT(情報技術)、G5(第5世代通信)やAI(人工知能)の分野で後れをとって、独・仏・英、韓国や台湾にいつ追い抜かれてもおかしくない情勢下にある。
 天皇の地位も、秋篠宮さまが眞子さまと小室さんのご結婚について、憲法の規定をもちだされたように、憲法の下にあって、天皇みずから、皇紀2600年の伝統を捨てられた。
 戦後日本は、官僚や左翼、財界、そして、皇室の4者が、国家の原理原則を捨て、未来の展望を失っているありさまなのである。
 そのなかで、唯一、この国らしさをまもっているのが、一般国民である。
 天皇をささえているのも、伝統国家の誇りをもっている国民で、ハイデンが日本を核武装させないためにつくった≠ニ言い放った憲法を無視して、世界第6位の軍事力のもとで国家防衛にあたる自衛隊を支持している
 日本という国は、エリートや裕福層、マスコミ・労組など、国家を食い物にして、政府に悪態をついてばかりの上級国民と、全企業中99・7%を占める中小企業の従業員に代表される一般国民とにきっぱりと二分されている。

 それを象徴するのが、世界で初めて小惑星の物質を持ち帰ることに成功した小惑星探査機「はやぶさ・はやぶさ2」で、同探査機には、町工場(中小企業)の技術が多く採用されている。
 防衛庁など国家の研究開発には協力しないが、中国の軍事開発には手を貸す日本学術会議とはやぶさを成功させた宇宙航空研究開発機構(JAXA)とのちがいは、前者が特権者意識をもった上級国民で、後者が、日本の歴史を生きてきた一般国民ということにつきる。
 GHQ体制からうまれた上級国民の宗主国は、アメリカで、任命拒否された立命館大学の松宮孝明教授が「(日本学術会議)に手を出すと内閣が倒れる」と恫喝をくわえたのは、じぶんたちの親分がアメリカだからである。
 日本学術会議の「日本弱体化」という戦略は、アメリカの対日戦略にそったもので、日本の上級国民には、GHQの洗脳がまだ効いているのである。
 戦後、外務省がアメリカ(アメリカン・スクール)と中国(チャイナ・スクール)の出先機関だったのは<戦後外交史>がしめすところで、アメリカの謀略だったことが明らかになっているロッキード事件では、日本の検察庁ばかりか司法までがアメリカの手下となって、アメリカを敵に回した田中角栄元首相を抹殺した。
 安倍前首相の功績は、外交の主導権を外務省から奪って<自主外交>の道筋をつくったことで、安倍路線をひきつぐ菅内閣も、当然、この路線を踏襲する。
 安倍・菅の基本ラインは「戦後レジーム」からの脱却で、国内的にはGHQ体制に安住する上級国民をおさえつけることで、その象徴が、河野行革大臣の「縦割り110番」設置や押印廃止で、その他、多くの改革案の一つに、日本学術会議の任命拒否があった。
 そして、対外的には、対米従属からの離脱で、これには、憲法問題が微妙にからんでくる。
 というのは、日本がアメリカから距離をおいて、独自の路線をすすめてゆくには、安全保障の独立性がもとめられからで、これには、戦闘機やミサイルを使って敵の作戦拠点をたたく<敵基地攻撃能力>がもとめられる。
 アメリカは、これまで、日本の敵基地攻撃能力をみとめてこなかった。
 それでは、日本がミサイル攻撃をうけた場合、アメリカが、日本に代わって報復ミサイル撃ってくれるだろうか。
 アメリカは報復ミサイルを撃たないという演習(シミレーション)が、10年前、すでにでている。
 次回は、日本が独自路線をとった場合、どんな展望がみえてくるか、それを検証しよう。
posted by office YM at 01:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする