2024年10月09日

 山本峯章チャンネル 苦言直言第46回

 国防軍創設と9条改正はウソ? 裏切りと二枚舌が石破の本性!
 石破内閣が発足した。わたしは 総裁選のなかで 石破の憲法改正論がいつでてくるのか注目していた。とくに9条改正はどうなるのか。
 石破は以前より国防軍をつくると主張してきた。
 石破の政策にはあまり賛成できないが 国防軍については期待している。ぜひやっていただきたい。
 だが 石破は 総裁選で憲法改正や憲法九条に一言もふれなかった。
 1955年に自由民主党と社会党の二大政党による55年体制が成立した。
 そのとき自民党が党是としてきめた憲法改正がいまだに実行されていない。
 当初、憲法改正ではなく 自主憲法制定だった。
 いつのまにか憲法改正にかわってしまった。
 それから70年の歳月がたった。
 安倍さんが60年かけてやっと国民投票法案を成立させた。
 安倍さんならいけるなと思っていたがうまくすすまなかった。
 岸田も任期中にかならず憲法改正をやるといった。
 だが 政治とカネの問題で なにもできなかった。
 それ以前から石破は 憲法を改正して国防軍をつくるといってきた。
 今回の総裁選でそれがでてくるかなと思っていた。
 夫婦別姓はでてきたが 憲法改正や国防軍は一言もでてこなかった。
 このヒトだいじょうぶかいな。
 日米の地位協定の改定など いっていることは勇ましい。
 アメリカが日本を対等に見ていると思うのはおおまちがい。
 アメリカは日本を属国としてしかみていない。
 きれいごとをいってもダメ。アメリカはそう思っている。
 アメリカの国内に自衛隊の基地をつくって そこで隊員の訓練をするという。
 そしてそこで地位協定の合意をとりつけるという。
 アメリカが日本の要望を拒んだ場合 日本はアメリカの要求をうけいれているといって アメリカに日本の要求をうけいれさせる。
 そんなことが本当にできますか。
 とんでもないことで そんなことはできっこない。
 憲法9条も改正できず 自衛隊を法的に位置づけられない。
 自衛隊の地位を国際法のなかで ちょろちょろやってごまかしている。
 憲法学者は 自衛隊は憲法違反だと叫んでいる。
 この国をまもっているのはアメリカじゃないか。
 甘ったれているのは日本 甘えの構造にハマっている。
 戦後の吉田茂から現在にいたるまで 甘えの構造がいまだ直らない。
 安倍さんが甘えの構造を修正して 岸田がアメリカのいうとおりにやって 安倍路線をひきついだ。
 石破が憲法改正や国防軍創設ができたらすごい総理大臣になる。
 だが嘘つき石破にできるはずはない。
 アメリカはそんな甘くない。
 米軍基地の問題でも イタリアやドイツは管理権をもっている。
 したがって 米軍基地にイタリアやドイツの国内法がはたらく。
 日本の場合 米軍基地内は治外法権なので 日本の法律がおよばない。
 同じ敗戦国でも基本的に大きなちがいがある。
 イタリアは憲法を15回 ドイツにいたっては憲法を60数回かえて主権を回復している。
 一方、日本は 反米を叫びながらアメリカにすがって安全保障はアメリカまかせ。憲法9条の改正もやろうとしない。
 9条改正をいうとアイツは右だ 極右だと批判される。
 じぶんの国の安全保障を憲法で否定して どうやって国際社会に適応してゆくつもりなのか。
 安倍さんが国民投票法案をとおして 憲法改正というところまできていた。
 だが憲法改正はできなかった。岸田もできなかった。石破は憲法改正をやるといってきた。
 石破さんあなた本当に憲法改正をやりますね。やってくださいよ。
 70年も前に党是として憲法改正を謳いながら自民党は手をつけられなかった。
 ラクなほうへ逃げてきた。そして悪口をいってきたアメリカに頼ってきた。そんなことだから アメリカに支配されるのである。
 日本は完全にアメリカ支配のもとにある。
 日本人は甘えの構造にどっぷり浸かってきた。
 吉田茂の「いいじゃないか アメリカがただでまもってくれるというのだから」というアメリカ依存から抜け出さなければダメだ。
 それには 国家主権を確立させることである。
 石破はいままでエラソーなことをいってきた。
 憲法の改正と国軍の創設をぜひおねがいしたい。

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posted by office YM at 19:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする