2024年10月31日

 山本峯章チャンネル 苦言直言第49回

 過半数割れの自公連立政権の頼みの綱は国民民主党や維新との政策協定
 2000万円問題がでてきて選挙情勢がガラリと変わった。
 自民党が信を問われているのは政治とカネの問題だった。
 野党も政治とカネの問題一本やりで 自民党を攻め立てて なに一つ政治目標や政策を挙げなかった。
 ともかく 政治とカネのスキャンダルで攻めまくった。
 共産党も 政治とカネの問題に先鞭をつけたのはわが党と主張した。
 2000万円問題も わが党(赤旗)が最初に報道したと強調した。
 この選挙は政治とカネの一本やりだったのである。
 わたしはすくなくとも自公で過半数はいくと思っていた。
 自由民主党は危機意識が乏しい 危機管理もまったくできていなかった。
 政治とカネの問題で 共産党赤旗に叩かれて コリているはずだが なにも手を打たなかった。
 リークのネタがどこからでたのか調べようともしていない。
 内部告発なのか だれがリークしたのか?
 自民党か危機管理に敏感だったら 2000万円問題はでてこなかったはずである。
 公認をもらえなかった候補者にとつぜん2000万円が振り込まれた。
 振りこまれた方も迷惑だったはずだ。
 内部事情が外部にもれたには、内部告発があったからである。
 かつて ロッキード事件のあとに グラマン事件〜日商岩井事件がおきた。
 この事件も内部告発だった。
 わたしが三通の海部メモを入手して 東京タイムスの斉藤君とともに 社会党の大出俊議員をとおして国会にだした。
 そして 海部八郎副社長は懲役刑 島田常務の自殺という事態にいたった。
 グラマン事件 日商岩井事件は 当時 大事件として騒がれた。
 ところが 政治家は 全員 時効で罪を免れた。
 日韓疑惑事件も わたしが世に出した。
 大蔵省メモといわれるもので これも内部告発だった。
 日韓疑惑も 日韓癒着をあばきだす大事件だった。
 大きな疑獄事件みな内部告発〜リーク 密告から発覚する。
 自民党は 共産党赤旗が政治とカネの問題を取り上げたとき 党内の危機管理を強化すべきだった。
 党の危機管理もできないようでは 国家の危機管理ができるはずはない。
 したがって スパイ防止法もできない。過半数をもっていてもできなかったスパイ防止法は 半数を割った現在ではますます不可能である。
 自公過半数割れの状況のなかで石破下ろしの話がでてきた。
 だが 石破下ろしは そうかんたんにはいかない。
 石破を下ろしてその後どうするのか。
 加藤勝信(財務大臣)をもってこようとするのか菅や岸田の考えである。
 前回の総裁選のナンバー2は高市だった。
 だが 菅や岸田は反高市でこりかたまっている。
 これに対抗すのが高市を支援する麻生と茂木 萩生田ら旧安倍派で 高市支援には かれらの政治生命がかかっている
 菅と岸田 麻生と茂木 萩生田ら旧安倍派が争うと かつての「大平・福田の40日抗争」の再来になってしまう。
 その意味でも石破下ろしはないだろう。
 石破内閣は過半数の233議席がないので どこかと組まなければならない。
 部分連合やパーシャル連合 政策協定などが取り沙汰されている。
 石破内閣が組むのは野田(立憲民主党)ではないかという意見もある。
 野田と組む可能性はないだろう。
 野田がさかんに主張していたのは増税で 課税対象は600兆にのぼる企業の内部留保である。
 財界寄りの自民党はこの政策にのれない。
 たとえ政策協定ができても 半数がマルキストの立憲民主党とは連立は組めない。
 連立は長期間にわたるのでかならず破綻が生じる。
 維新は独特の信条をもった政党で 公明党と与党を組んでいる自民党と手をむすぶとは考えられない。
 可能性があるのは 玉木の国民民主党で 今回の選挙で議員が解散時の4倍にもふえた。
 なぜそんなに増えたかといえば わかりやすい政策が国民の共感をえたからである。
 手取りをふやすという。どうすれば手取りがふえるのか。減税や補助金などがこれにあたる。
 生活に密着した政策を打ち出したのが国民民主党の最大の勝因だった。
 石破は国民民主党とは組みやすい。
 可能性としては国民民主がいちばん高い。
 だが 1回目の首班指名では 各党とも自党の党首の名を書くだろう。
 自民党も立憲民主党も 根回しをやっているはずである。
 2回目で国民民主党は 自民党に票を投じるだろう。
 といっても 連立ということにはならない。
 政策協定やパーシャル連合で話し合いがすすむはずである。
 そのほうが 立憲民主党と組むよりは はるかに無難だろう。
 維新も政策協定ならのってくる。
 国民民主と維新の協力をえて石破政権は生きのびてゆくはずである。

 下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル49)へ移動します 
 https://www.youtube.com/watch?v=xJvlo4uE0Bw
posted by office YM at 02:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする