国民民主「年収の壁」見直しでゆれうごく自公連立と政策なき野党のふがいなさ
いま国会では国民民主党 玉木の所得控除103万円の壁をめぐる議論が沸騰している。
その国民民主党の支持率(13%)が立憲民主党の支持率(12%)を上回ったという。
おもしろいのは天下の日本共産党がれいわ新選組に抜かれてしまったことである。
目下 国会で補正予算案が審議されているが 国民の関心は 玉木の103万円の壁に集中している。
103万円と106万円 130万円の3つの「年収の壁」を一括審議しようというのが自民や立憲の考えである。
だが 玉木は一貫して103万円の壁突破の一本ヤリである。
国民民主党はわずか7人の政党だったが、今回の選挙で一挙に28人の大所帯になって 法案提案権もえた。
実績もなかった政党が大きな力を発揮できるようになった。
あとは党としての実績をつみあげるだけである。
玉木の要望を拒むと予算案がとおらない。
したがって 自民党は国民民主党の要望をのむほかない。
国民民主党としては 106万円 130万円を一括討議するよりも103万円をおしとおして そのあとで106万円と130万円に入ってゆけば国民民主党の103万円が実績として残る。
石破は 少数政党の悲哀というものをよく知っているはずである。
30年前 細川護煕(もりひろ)が8党派連立で政権をとったが 佐川急便事件でつまずいた。
カネと政治の問題がクローズアップされた佐川急便事件によってわずか10か月の寿命だった。
そのあと羽田孜(つとむ)がひきついだがこれも2か月で倒れた。
羽田内閣は少数与党だったので法案が一つもとおらなかったのである。
少数与党では法案や政策がとおらない。
したがって 今国会でも 国民民主党の力を借りなければ国会運営をのりきれない。
少数与党の体験は 石破にとって2回目のことだが こんな不安定な政治をいつまでもつづけていくわけにはゆかない。
はやいうちに選挙をやって 自公で過半集を獲得しなければならない。
国民民主は連立にくわわることはないだろう。
連立にくわわれば新自由クラブ 旧社会党にようにかならず食いつぶされる。
公明党が生き残っているのは政治組織ではなく宗教組織だったからである。
国民民主党も玉木も 深入りすると自滅するとわかっているので 連立には慎重になっている。
かといって野に下ることなく 国家国民のために働こうというのが民主国民党の姿勢で 自公政権に協力して 日本が世界に伍してゆけるように力を尽くしてゆこうというのである。
アメリカではトランプが大統領になって日本への風当たりもつよくなる。
日本もアメリカに対抗できる力を備えなければならない。
それには 来年夏の衆参同日選挙にして 自公で過半数を制するという意欲をもたなければならない。
なによりも 自公で 政権を安定させることが先決なのである。
いまのままでは 国民民主や維新の顔色を見て 政治のカジ取りをしなければならない。
もっとも 維新は野党色がつよいのであてにならないが。
30年前の羽田政権がわずか68日でつぶれてしまったのは いくら法案や政策をだしてもとおらなかったからで 政府法案がとおらないようでは政権を維持できない。
自公政権はそういう政治状況から脱することを念頭におかねばならない。
現在のままでは 外交で大きなマイナスが生じる。諸外国の首脳は 安全保障にしても経済政策にしても 不安定な政権には胸襟をひらかないからである。
自公政権は その場しのぎではなく もっと先見の明をもって政治にとりくんでもらいたい。
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2024年12月06日
2024年11月29日
山本峯章チャンネル 苦言直言第54回
狂気のトランプと恥知らずの石破で崩れてゆく日米の連帯と世界秩序
トランプが大統領になったら24時間以内にウクライナ戦争を片づけてみせると豪語した。
かつて キッシンジャーは ウクライナ問題を解決するには ウクライナ4州をロシアにさしあげるしか方法がないといった。
ウクライナがそんな調停案をのむはずはない。
なんのために多くのウクライナ人が祖国防衛の犠牲になったのか。
トランプとキッシンジャーの考え方が似ているのはともに共和党陣営だったからであろう。
欧州安保会議(ブタペスト合意)で アメリカとイギリス ロシアが ウクライナに 核兵器の放棄を約束させた。
その代わりに ウクライナの安全保障を請け負った。
ウクライナも合意して ブタペスト合意覚書に署名した。
フランスと中国も 個別的に同様の保証をおこなっている。
したがって 本来 この五つの国は ウクライナの平和をまもらなければならない立場にある。
ところがロシアは この約束を破って ウクライナを侵略した。
ウクライナが 奪われた4州をロシアに譲るという トランプの調停にのるはずはない。
核大国だったウクライナが クリミア半島から4つの州までロシアに奪われたのは ブタペスト合意にのせられたからで 5大国にダマされたのである。
フランスや英国 日本は アメリカが手を引いてもウクライナ援助をつづけるといっている。
北朝鮮は ロシアに兵隊を送っている。したがって トランプが北朝鮮に接近しようとしても以前のようにはいかないだろう。
ロシアと北朝鮮は軍事同盟をむすんでいる。ロシアも中国も北朝鮮の核保有をみとめている。北朝鮮は強気で トランプが核の廃棄をもとめても応じるはずがない。
北朝鮮の核は 防衛のもので 攻撃のためのものではない。
核ほどつよい抑止力をもった武器はない。
しかも攻撃にも使える悪魔の兵器である。
親子三代でつくりあげた核による盤石な国家防衛体制を放棄するわけはない。
トランプは 援助とひきかえに核を捨てろと迫るだろう。
中国のように改革開放をやれと 国をひらけと圧力をかけるはずだ。
だが 相手にされない。
北朝鮮は トランプのいうとおりにはならないのである。
アメリカは 北朝鮮が核保国であることを容認せざるをえない。
北朝鮮が核非保有国としてみとめられると 韓国も核をもつと言いだすにきまっている。
韓国では70%の国民が核保有をもとめている。
日本の防衛体制は風前の灯である。ロシアや中国 北朝鮮や韓国が核をもてば 日本をとりまく4つの国が核をもつことになる。
日本はどうすれば安全保障を確保できるのか。
核アレルギーをおこしても 日本をまもることはできない。
トランプは不動産屋で 台湾をまもってやるから防衛費をGDP2・5%から9%まで上げろという。
アメリカから武器を買えという商売人の発想である。
アメリカは軍産複合体で 軍事と商売がつながっている。
中国が台湾を攻めたら150〜250%の関税をかけるともいっている。
それでは中国はつぶれてしまう。つぶれるくらいなら戦争をえらぶだろう。
トランプの危険な考えには理解がおよばない。
トランプの本心が見えないので ウクライナ戦争を24時間で止めさせるという話も真にうけることはできない。
台湾有事の場合 トランプがどうでるのか予測がつかない。
石破はよほどしっかりしなければ相手にもされないだろう。
まず国内政治を安定させることが最優先課題だ。
自公で過半数におよばず 野党と組まなければ 政策も予算案もとおらない。
与党がこんな状態では 日本の行く末が案じられるばかりなのである。
下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル54)へ移動します
https://www.youtube.com/watch?v=Qb-RGJOfFe4
トランプが大統領になったら24時間以内にウクライナ戦争を片づけてみせると豪語した。
かつて キッシンジャーは ウクライナ問題を解決するには ウクライナ4州をロシアにさしあげるしか方法がないといった。
ウクライナがそんな調停案をのむはずはない。
なんのために多くのウクライナ人が祖国防衛の犠牲になったのか。
トランプとキッシンジャーの考え方が似ているのはともに共和党陣営だったからであろう。
欧州安保会議(ブタペスト合意)で アメリカとイギリス ロシアが ウクライナに 核兵器の放棄を約束させた。
その代わりに ウクライナの安全保障を請け負った。
ウクライナも合意して ブタペスト合意覚書に署名した。
フランスと中国も 個別的に同様の保証をおこなっている。
したがって 本来 この五つの国は ウクライナの平和をまもらなければならない立場にある。
ところがロシアは この約束を破って ウクライナを侵略した。
ウクライナが 奪われた4州をロシアに譲るという トランプの調停にのるはずはない。
核大国だったウクライナが クリミア半島から4つの州までロシアに奪われたのは ブタペスト合意にのせられたからで 5大国にダマされたのである。
フランスや英国 日本は アメリカが手を引いてもウクライナ援助をつづけるといっている。
北朝鮮は ロシアに兵隊を送っている。したがって トランプが北朝鮮に接近しようとしても以前のようにはいかないだろう。
ロシアと北朝鮮は軍事同盟をむすんでいる。ロシアも中国も北朝鮮の核保有をみとめている。北朝鮮は強気で トランプが核の廃棄をもとめても応じるはずがない。
北朝鮮の核は 防衛のもので 攻撃のためのものではない。
核ほどつよい抑止力をもった武器はない。
しかも攻撃にも使える悪魔の兵器である。
親子三代でつくりあげた核による盤石な国家防衛体制を放棄するわけはない。
トランプは 援助とひきかえに核を捨てろと迫るだろう。
中国のように改革開放をやれと 国をひらけと圧力をかけるはずだ。
だが 相手にされない。
北朝鮮は トランプのいうとおりにはならないのである。
アメリカは 北朝鮮が核保国であることを容認せざるをえない。
北朝鮮が核非保有国としてみとめられると 韓国も核をもつと言いだすにきまっている。
韓国では70%の国民が核保有をもとめている。
日本の防衛体制は風前の灯である。ロシアや中国 北朝鮮や韓国が核をもてば 日本をとりまく4つの国が核をもつことになる。
日本はどうすれば安全保障を確保できるのか。
核アレルギーをおこしても 日本をまもることはできない。
トランプは不動産屋で 台湾をまもってやるから防衛費をGDP2・5%から9%まで上げろという。
アメリカから武器を買えという商売人の発想である。
アメリカは軍産複合体で 軍事と商売がつながっている。
中国が台湾を攻めたら150〜250%の関税をかけるともいっている。
それでは中国はつぶれてしまう。つぶれるくらいなら戦争をえらぶだろう。
トランプの危険な考えには理解がおよばない。
トランプの本心が見えないので ウクライナ戦争を24時間で止めさせるという話も真にうけることはできない。
台湾有事の場合 トランプがどうでるのか予測がつかない。
石破はよほどしっかりしなければ相手にもされないだろう。
まず国内政治を安定させることが最優先課題だ。
自公で過半数におよばず 野党と組まなければ 政策も予算案もとおらない。
与党がこんな状態では 日本の行く末が案じられるばかりなのである。
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2024年11月21日
山本峯章チャンネル 苦言直言第53回
重要法案を平気で野党に丸投げする石破のおそるべき背信と政治的無能
あの2000万円は謀略ではなかったのか?
石破らには 公認なしで立候補した安倍派9人を落選させても 過半数の233議席を確保できるという自信があった。
安倍派つぶしのために2000万円を無断送金して それをみずから「赤旗」にリークしたのではないか。
そうでなければ カネと政治の問題で騒がれているさなかに 自民党が安倍派議員らに2000万円を送金した理由が理解できない。
選挙前 自民党は 自公で233議席をとれると踏んで わたしもそう思った。
これが謀略だったのなら 石破グループはたいしたものである。
石破人事の見て不審に思うのは 憲法審査会長と法務委員長の椅子を立憲民主党にさしだしたことである。
立憲民主党は憲法改正に反対している政党で いままで憲法審査会の出席を拒みつづけてきた。
石破は その立憲民主党に 憲法審査会長の椅子をさしあげた。
これで石破に 憲法改正の意思がないことがはっきりした。
自公では議席の過半数におよばないのが現実だが それにしても石破はなにを考えているのか。
70年もかけてわれわれは憲法改正を論じてきた。憲法改正は自民党の党是でもあった。石破はその自民党のトップに立つ男である。
石破という人間がどうしても解せない
石破は「選択的夫婦別姓」を審議する法務委員会も委員長の椅子も立憲民主党に明け渡してしまった。
石破も野田も夫婦別姓に賛成で 自民党左派と立憲民主党は考えが一致する。
したがって「選択的夫婦別姓」の法案は国会をとおるだろう。
夫婦別姓など法制化しなくてもすでに日常化している。
財界は 夫婦同姓が女性の社会進出を妨げているというが 夫婦同姓は女性の社会進出のネックにはなっていない。
自動車の免許証や不動産売買の登記も旧姓でもかまわない。
姓の問題はほとんど解決されていて 不都合があればそのつど法を改正すればすむ。
夫婦別姓が狙っているのは 戸籍法の廃止ではなかろうか。
戸籍法が廃止されれば家族がバラバラになってしまう。
石破と野田は波長が合っている。皇位継承問題についても 石破と野田は ともに男系男子に反対である。石破政権がどういう方向にむかうのか心配である。
国民民主党が提案している所得控除103万円の壁も 代表の玉木が不倫問題でテレビなどに叩かれて 玉木の弟の事件までが週刊誌に取り上げられている。
玉木のスキャンダルは 当分 終わりそうもない。玉木は 一回 役職を降りた方がよい。日本人はけじめを大事にする。いさぎよさとケジメを見せなければ 103万円の壁から178万円への引き上げはむずかしくなる。
所得控除には財務省や自民党などの大きな抵抗が予想される。178万円の目標額が120〜130万程度になると 国民は スキャンダルの負い目によって玉木が財務省や自民党のいいなりになったと思うだろう。
政治家に聖人君子をもとめるべくもない。おこしたスキャンダルは仕方ないが 事態を鎮静化させるためにも いちど役職から身を引くべきなのだ。そして 機をみてまたもどってくればよい。そうすることによって 来夏の参院選挙への悪影響も防げる。
石破自民党はこのままじゃダメだ。といっても 即刻解散ともいかないので 来夏の参院選を衆参同時にやって 自公で過半数をとれる準備をすすめるほうが賢明だろう。
石破を代えなければならない。外国の首脳から相手にされないような愚かな首相では外交にならない。いつ代わるかわからない国の代表が外国の首脳から信用されるわけもない。
石破は トランプと電話で5分間 話したというが 実際は トランプが忙しいといって電話を切ってしまったという。
石場の顔を 新しい顔に代えて 来年の衆参同日選挙に勝たなければ 自民党どころか日本に明日はない。
下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル53)へ移動します
https://www.youtube.com/watch?v=MA488Yl-tss
あの2000万円は謀略ではなかったのか?
石破らには 公認なしで立候補した安倍派9人を落選させても 過半数の233議席を確保できるという自信があった。
安倍派つぶしのために2000万円を無断送金して それをみずから「赤旗」にリークしたのではないか。
そうでなければ カネと政治の問題で騒がれているさなかに 自民党が安倍派議員らに2000万円を送金した理由が理解できない。
選挙前 自民党は 自公で233議席をとれると踏んで わたしもそう思った。
これが謀略だったのなら 石破グループはたいしたものである。
石破人事の見て不審に思うのは 憲法審査会長と法務委員長の椅子を立憲民主党にさしだしたことである。
立憲民主党は憲法改正に反対している政党で いままで憲法審査会の出席を拒みつづけてきた。
石破は その立憲民主党に 憲法審査会長の椅子をさしあげた。
これで石破に 憲法改正の意思がないことがはっきりした。
自公では議席の過半数におよばないのが現実だが それにしても石破はなにを考えているのか。
70年もかけてわれわれは憲法改正を論じてきた。憲法改正は自民党の党是でもあった。石破はその自民党のトップに立つ男である。
石破という人間がどうしても解せない
石破は「選択的夫婦別姓」を審議する法務委員会も委員長の椅子も立憲民主党に明け渡してしまった。
石破も野田も夫婦別姓に賛成で 自民党左派と立憲民主党は考えが一致する。
したがって「選択的夫婦別姓」の法案は国会をとおるだろう。
夫婦別姓など法制化しなくてもすでに日常化している。
財界は 夫婦同姓が女性の社会進出を妨げているというが 夫婦同姓は女性の社会進出のネックにはなっていない。
自動車の免許証や不動産売買の登記も旧姓でもかまわない。
姓の問題はほとんど解決されていて 不都合があればそのつど法を改正すればすむ。
夫婦別姓が狙っているのは 戸籍法の廃止ではなかろうか。
戸籍法が廃止されれば家族がバラバラになってしまう。
石破と野田は波長が合っている。皇位継承問題についても 石破と野田は ともに男系男子に反対である。石破政権がどういう方向にむかうのか心配である。
国民民主党が提案している所得控除103万円の壁も 代表の玉木が不倫問題でテレビなどに叩かれて 玉木の弟の事件までが週刊誌に取り上げられている。
玉木のスキャンダルは 当分 終わりそうもない。玉木は 一回 役職を降りた方がよい。日本人はけじめを大事にする。いさぎよさとケジメを見せなければ 103万円の壁から178万円への引き上げはむずかしくなる。
所得控除には財務省や自民党などの大きな抵抗が予想される。178万円の目標額が120〜130万程度になると 国民は スキャンダルの負い目によって玉木が財務省や自民党のいいなりになったと思うだろう。
政治家に聖人君子をもとめるべくもない。おこしたスキャンダルは仕方ないが 事態を鎮静化させるためにも いちど役職から身を引くべきなのだ。そして 機をみてまたもどってくればよい。そうすることによって 来夏の参院選挙への悪影響も防げる。
石破自民党はこのままじゃダメだ。といっても 即刻解散ともいかないので 来夏の参院選を衆参同時にやって 自公で過半数をとれる準備をすすめるほうが賢明だろう。
石破を代えなければならない。外国の首脳から相手にされないような愚かな首相では外交にならない。いつ代わるかわからない国の代表が外国の首脳から信用されるわけもない。
石破は トランプと電話で5分間 話したというが 実際は トランプが忙しいといって電話を切ってしまったという。
石場の顔を 新しい顔に代えて 来年の衆参同日選挙に勝たなければ 自民党どころか日本に明日はない。
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2024年11月17日
山本峯章チャンネル 苦言直言第52回
皇位継承の男系男子を女性差別として干渉してくる国連の女性差別撤廃委員会から日本はただちに脱退すべき!
国連のなかに女性差別撤廃委員会という組織がある。
これは左翼集団で 女性が天皇になれないのは 女性差別といっている。
日本では 6世紀末には 女性が天皇(33代推古天皇)になっている。
以後 8人10代にわたって 女性天皇が誕生している。
日本の皇室では 一般女性が 皇后陛下になれる。
一方 男子は 皇族の女性と結婚しても 皇族になれない。
皇位継承で 差別されていたのは むしろ男性のほうで 女性が差別されたという歴史的事実はない。
日本が大事にしてきたのは 男性優位ではなく 万世一系という伝統文化である。
日本では 天皇を国父と 皇后を国母として敬う。
天皇陛下や皇后陛下もにたいしても 陛下という尊称にかわりはない。
他国の文化に文句をつけるのはタブーで 異文化摩擦は ときには戦争に発展しかねない。
バチカン法王庁で法王になれるのは男だけである。
だが 国連の女性差別撤廃委員会は バチカン法王庁に文句をつけない。
一方 男系男子の日本の皇位継承には平気に文句をつけてくる。
国連は戦勝国連合なので 敗戦国の日本を下に見る傾向があって わが国は いまだ 国連の敵国条項の対象国である。
戦後80年 日本は平和の貢献するために 国連に多額のカネを出してきた。
だが 差別の意識がはたらいていまだ敵国条項を解除しようとしない。
国連の裏で暗躍しているのが日本の運動家で 韓国にたきつけて世界のあちこちに慰安婦の像を立ててきた。
だが 従軍慰安婦運動だけでは メシが食えなくなった。
それで LGBT賛歌や皇位継承の女性差別反対へ運動方針を転換した。
国連の女性差別撤廃委員会の裏で暗躍していたのが 日本の反日主義者や左翼だったのである。
日本は 世界でいちばんの伝統国家である。
スウェーデン王室の1100年 宗教革命や名誉革命があったが立憲君主制で伝統をつないだイギリス王室の1000年に比べて 日本の皇室は2600年という桁外れに長い歴史をもっている。
国連の常任理事項はすべて革命国家で ロシアは王族をシベリアへ送って皆殺しに フランス革命では貴族をギロチン台へ送ってこれも皆殺しにした。
中国革命でどれほどの人間が殺されたことか。
わが国は革命の経験をもたない伝統国家である。
なぜ 日本人の心に 国家の伝統を誇る機運がうまれてこないのか!
戦勝国である革命国家連合(=国連)は 最後の伝統国家である日本の文化を破壊しようとした。
だが マッカーサーでも 日本の伝統文化を抹殺できなかった。
のちにマッカーサーは 日本の正当性すらをみとめた。
国連の日本にたいする干渉の裏にいるのは日本人で 日本の反日左翼が国連の各委員会にへばりついている。
じぶんの国を貶めようとする日本人が大勢いるのである。
じぶんの国を愛して誇りをもつのが真の国民である。
国連まで行って じぶんに国を貶めるのは 戦前のことばでいえば 非国民である。
国連の女性差別撤廃委員会が 日本の伝統文化を否定するようなこといってくるなら 日本はそんな委員会からさっさと脱退すべきだ。
役人も政治家も 国際社会にたいして ハラをもった姿勢で わが国の伝統文化をまもってもらいたい。
下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル52)へ移動します
https://www.youtube.com/watch?v=eJ_tXrdc53E&t=4s
国連のなかに女性差別撤廃委員会という組織がある。
これは左翼集団で 女性が天皇になれないのは 女性差別といっている。
日本では 6世紀末には 女性が天皇(33代推古天皇)になっている。
以後 8人10代にわたって 女性天皇が誕生している。
日本の皇室では 一般女性が 皇后陛下になれる。
一方 男子は 皇族の女性と結婚しても 皇族になれない。
皇位継承で 差別されていたのは むしろ男性のほうで 女性が差別されたという歴史的事実はない。
日本が大事にしてきたのは 男性優位ではなく 万世一系という伝統文化である。
日本では 天皇を国父と 皇后を国母として敬う。
天皇陛下や皇后陛下もにたいしても 陛下という尊称にかわりはない。
他国の文化に文句をつけるのはタブーで 異文化摩擦は ときには戦争に発展しかねない。
バチカン法王庁で法王になれるのは男だけである。
だが 国連の女性差別撤廃委員会は バチカン法王庁に文句をつけない。
一方 男系男子の日本の皇位継承には平気に文句をつけてくる。
国連は戦勝国連合なので 敗戦国の日本を下に見る傾向があって わが国は いまだ 国連の敵国条項の対象国である。
戦後80年 日本は平和の貢献するために 国連に多額のカネを出してきた。
だが 差別の意識がはたらいていまだ敵国条項を解除しようとしない。
国連の裏で暗躍しているのが日本の運動家で 韓国にたきつけて世界のあちこちに慰安婦の像を立ててきた。
だが 従軍慰安婦運動だけでは メシが食えなくなった。
それで LGBT賛歌や皇位継承の女性差別反対へ運動方針を転換した。
国連の女性差別撤廃委員会の裏で暗躍していたのが 日本の反日主義者や左翼だったのである。
日本は 世界でいちばんの伝統国家である。
スウェーデン王室の1100年 宗教革命や名誉革命があったが立憲君主制で伝統をつないだイギリス王室の1000年に比べて 日本の皇室は2600年という桁外れに長い歴史をもっている。
国連の常任理事項はすべて革命国家で ロシアは王族をシベリアへ送って皆殺しに フランス革命では貴族をギロチン台へ送ってこれも皆殺しにした。
中国革命でどれほどの人間が殺されたことか。
わが国は革命の経験をもたない伝統国家である。
なぜ 日本人の心に 国家の伝統を誇る機運がうまれてこないのか!
戦勝国である革命国家連合(=国連)は 最後の伝統国家である日本の文化を破壊しようとした。
だが マッカーサーでも 日本の伝統文化を抹殺できなかった。
のちにマッカーサーは 日本の正当性すらをみとめた。
国連の日本にたいする干渉の裏にいるのは日本人で 日本の反日左翼が国連の各委員会にへばりついている。
じぶんの国を貶めようとする日本人が大勢いるのである。
じぶんの国を愛して誇りをもつのが真の国民である。
国連まで行って じぶんに国を貶めるのは 戦前のことばでいえば 非国民である。
国連の女性差別撤廃委員会が 日本の伝統文化を否定するようなこといってくるなら 日本はそんな委員会からさっさと脱退すべきだ。
役人も政治家も 国際社会にたいして ハラをもった姿勢で わが国の伝統文化をまもってもらいたい。
下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル52)へ移動します
https://www.youtube.com/watch?v=eJ_tXrdc53E&t=4s
2024年11月10日
山本峯章チャンネル 苦言直言第51回
自民党は国民民主党の「国民の手取りをふやす」政策を受け入れて国民のための政党に脱却せよ
石破内閣は不安定なスタートを切った。
いままでの自民党なら選挙に負けたら首相退陣だった。
233議席で過半数にもいかない弱小内閣だが 石破は辞めようとしない。
心配なのは外交問題である。トランプ大統領は一国主義者で アメリカの国益しか頭にない。
トランプにかぎらず 政権が安定しない国の代表に 各国の首脳は大事な話をするだろうか。
自民党と公明党だけでは 政権を維持できない。
政権を安定過半数にもっていくには 国民民主党とむすぶしかない。
国民民主党は じぶんたちの政策を実現させたい。
それには与党に参与するほかないのである。
比例票は党にあたえられた票で 一方 選挙区の票は 人気や人徳などに左右される。
候補者選挙区の票は 候補者個人にあたえられた票なので 党の勢力を評価することはできない。
党勢を見るには 比例票で見るのが正しい。立憲民主党は 比例票がぜんぜんのびていない。たったの7万票である。野田があれだけ「カネと政治」の問題で自民を叩きまくって この結果である。
立憲民主党の票が国政をうごかすということはありえない。大きな影響力をもつのは国民民主党で 前回選挙の得票数は240万票だったが 今回は2・5倍の600万票をとった。
600万票のうちの250万票が自民党から流れてきた票だろう。
250万票が流動的な票というひともいるがわたしはそう思わない。
250万票が国民民主党の固定票とみるべき根拠がある。
国民民主党は 憲法改正や安全保障など 大義のある政策をうったえなかった。
国民民主党がうったえたのは 生活に密着したテーマだった。
103万円の壁を178万までを引き上げるとした所得控除は 議論されることはあっても どこの政党も政策化できなかった。
国民民主党は この政策を選挙戦のテーマにあげて 実際の政治に反映させようとした。
有権者は 生活に密着したテーマに共鳴して 国民民主党に票を投じた。
憲法改正は大事なことだが生活からは遠いところにある。
だが 103万円の壁は 生活者にとって切実な問題である。
103万円の壁で 税制の問題がでてきて 働くのをやめてしまう。
178万円まで働くことができれば 個人にも社会にもメリットがある。
国民民主党に票を投じた有権者にとって じぶんの投票が政治に反映されることによって大きな満足感をえた。
したがって この600万票は 国民民主党から離れないのである。
国民民主党は「トリガー条項」の凍結解除などほかにも国民の手取りをふやす政策を4つほど掲げている。
国民民主党の103万円の壁を破る政策はかならずとおる。
したがって 国民民主党の票は 来年の参院選でも 他党へは流れない。
自民党は 選挙区でよほどがんばらないと 比例区で1450万票までおちているので苦戦を免れない。
たとえ 自民と公明が233議席をとったにしても 安心とか絶対というレベルにはたっしない。
日本の政治の形がかわって 少数派の政党が競い合う時代がきたのである。
55年体制は 自民党と社会党の二大政党による保革対立の時代だった。
その55年体制が終わった。二大政党制と唱えた政治家が 二大政党の体制を壊したのである。
政党助成金は 二大政党制を否定する性格をもっている。
自民党内で不満ばかりいっていた石破のようなよう男でも自民党から離れられない。
自民党から離れて徒党を組んでも 事務所家賃や事務員の給料 政党のために運動費などおカネがかかる。
政治家個人の歳費では じぶんの選挙運動で手一杯で 政党の費用をまかなうことはできない。
ところが 政党助成制度では 徒党を組めば何億か 国からカネが自動的に落ちてくる。
NHKから国民をまもる党も 自腹を傷めずに自由に政治活動ができている。
政党助成金の効用で 前回は参政党ができ 今回は日本保守党ができた。
少数政党が乱立する制度をつくったのが政治改革を叫んだ小沢一郎らで 二大政党制をつくるためというタテマエは大ウソだった。
わたしは 政党助成金が少数政党が乱立する衆愚政治になると警告してきたが いまそれが現実のものになっている。
ヨーロッパは少数政党による寄せ合い政権だが 日本の政治も二大政党ではなく 小党分裂の時代になってきた。
そうなるように政府が仕組んだのが 政党助成金〜政党交付金だった。
この制度があるかぎり 少数政党が乱立する政治がつづく。
大政党による政治の時代にもどることはもうないであろう。
下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル51)へ移動します
https://www.youtube.com/watch?v=hHMBWus0nEE
石破内閣は不安定なスタートを切った。
いままでの自民党なら選挙に負けたら首相退陣だった。
233議席で過半数にもいかない弱小内閣だが 石破は辞めようとしない。
心配なのは外交問題である。トランプ大統領は一国主義者で アメリカの国益しか頭にない。
トランプにかぎらず 政権が安定しない国の代表に 各国の首脳は大事な話をするだろうか。
自民党と公明党だけでは 政権を維持できない。
政権を安定過半数にもっていくには 国民民主党とむすぶしかない。
国民民主党は じぶんたちの政策を実現させたい。
それには与党に参与するほかないのである。
比例票は党にあたえられた票で 一方 選挙区の票は 人気や人徳などに左右される。
候補者選挙区の票は 候補者個人にあたえられた票なので 党の勢力を評価することはできない。
党勢を見るには 比例票で見るのが正しい。立憲民主党は 比例票がぜんぜんのびていない。たったの7万票である。野田があれだけ「カネと政治」の問題で自民を叩きまくって この結果である。
立憲民主党の票が国政をうごかすということはありえない。大きな影響力をもつのは国民民主党で 前回選挙の得票数は240万票だったが 今回は2・5倍の600万票をとった。
600万票のうちの250万票が自民党から流れてきた票だろう。
250万票が流動的な票というひともいるがわたしはそう思わない。
250万票が国民民主党の固定票とみるべき根拠がある。
国民民主党は 憲法改正や安全保障など 大義のある政策をうったえなかった。
国民民主党がうったえたのは 生活に密着したテーマだった。
103万円の壁を178万までを引き上げるとした所得控除は 議論されることはあっても どこの政党も政策化できなかった。
国民民主党は この政策を選挙戦のテーマにあげて 実際の政治に反映させようとした。
有権者は 生活に密着したテーマに共鳴して 国民民主党に票を投じた。
憲法改正は大事なことだが生活からは遠いところにある。
だが 103万円の壁は 生活者にとって切実な問題である。
103万円の壁で 税制の問題がでてきて 働くのをやめてしまう。
178万円まで働くことができれば 個人にも社会にもメリットがある。
国民民主党に票を投じた有権者にとって じぶんの投票が政治に反映されることによって大きな満足感をえた。
したがって この600万票は 国民民主党から離れないのである。
国民民主党は「トリガー条項」の凍結解除などほかにも国民の手取りをふやす政策を4つほど掲げている。
国民民主党の103万円の壁を破る政策はかならずとおる。
したがって 国民民主党の票は 来年の参院選でも 他党へは流れない。
自民党は 選挙区でよほどがんばらないと 比例区で1450万票までおちているので苦戦を免れない。
たとえ 自民と公明が233議席をとったにしても 安心とか絶対というレベルにはたっしない。
日本の政治の形がかわって 少数派の政党が競い合う時代がきたのである。
55年体制は 自民党と社会党の二大政党による保革対立の時代だった。
その55年体制が終わった。二大政党制と唱えた政治家が 二大政党の体制を壊したのである。
政党助成金は 二大政党制を否定する性格をもっている。
自民党内で不満ばかりいっていた石破のようなよう男でも自民党から離れられない。
自民党から離れて徒党を組んでも 事務所家賃や事務員の給料 政党のために運動費などおカネがかかる。
政治家個人の歳費では じぶんの選挙運動で手一杯で 政党の費用をまかなうことはできない。
ところが 政党助成制度では 徒党を組めば何億か 国からカネが自動的に落ちてくる。
NHKから国民をまもる党も 自腹を傷めずに自由に政治活動ができている。
政党助成金の効用で 前回は参政党ができ 今回は日本保守党ができた。
少数政党が乱立する制度をつくったのが政治改革を叫んだ小沢一郎らで 二大政党制をつくるためというタテマエは大ウソだった。
わたしは 政党助成金が少数政党が乱立する衆愚政治になると警告してきたが いまそれが現実のものになっている。
ヨーロッパは少数政党による寄せ合い政権だが 日本の政治も二大政党ではなく 小党分裂の時代になってきた。
そうなるように政府が仕組んだのが 政党助成金〜政党交付金だった。
この制度があるかぎり 少数政党が乱立する政治がつづく。
大政党による政治の時代にもどることはもうないであろう。
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2024年11月07日
山本峯章チャンネル 苦言直言第50回
石破はアメリカにたいするつよい姿勢を崩すな! 吉か凶か? キリスト教という接点をもつトランプ大統領とクリスチャン石破の奇なる関係!
石破がアジア版NATOや地域協定などアメリカに注文をつける姿勢をみせた。
アメリカにモノ申す姿勢はいまにはじまったことではない。
かつて石原慎太郎の「ノーと言える日本」が評判になった。
わたしがこれをたいして「ノーと言える日本への反論」を著した。
ノーという前に 憲法を改正して 日本を一人前の国にしなければならないという思いからだった。
日米関係の改善はかんたんにできることではない。
だが 注文をつけたことは評価したい。
心配したのは あそこまで言ってしまうと アメリカ(CIA)からつぶされるのではないかということだった。
イエロー革命の折り フィリッピンのマルコス元大統領と夫人のイメルダがハワイへ逃げた。
その直後 マルコスはハワイで亡くなった。わたしはマルコスと付き合いがあったので ハワイへ飛んで 何回かテレビの取材もおこなった。サンデープロジェクトという番組だった
そのさなか イメルダがマルコスの遺体をフィリピンへ移そうとする事件がもちあがった。わたしもその場に立ち会ったが このとき屈強な男たちがイメルダらの前に立ちはだかった。
アメリカのCIAだった。マルコスの遺体をもって帰ると フィリピンで内乱がおきる。アキノ政権はまだ落ち着かない。ロイヤルグループが マルコスが帰ってきたとして気勢を上げて立ちあがりかねない。
それを阻止するため CIAがマルコスの遺体をフィリピンに移動させようとするイメルダらの計画をねじふせたのである。
アメリカは力ずくの国で 反米的なことを言うと圧力をかけてくる危険性がある。
アメリカに逆らうと政権は長持ちしない。
アメリカという国は 謀略国家で 甘い考えは通用しない。
鳩山が総理のとき 米軍基地を県外かグアム島と申し入れて 相手にされず それが短命につながった。
その鳩山が一つだけ国益にかなったことをやっている。
アメリカは毎年 年次改革要望書というものを日本につきつけてくる。
アメリカの企業が進出しやすいように大店舗法を導入させて 郵政改革では日本の300兆円郵便貯金をつぶして アメリカの金融経済に流入させた。
アメリカの都合で日本の政治がうごかされる。
かつて田中角栄がロッキード事件でやられたように鳩山もやられる可能性があった。
案の定 鳩山内閣は アメリカにそっぽを向かれてつぶれた。
石破も幻想論ばかりふりまいているとアメリカにつぶされかねない。
自民党がダメなところは 鳩山がやめさせた年次改革要望書を再開したことだった。
日本もアメリカに年次改革要望書を出すことができる。
だが これまで一度も出したことがない。
アメリカは日本につぎつぎと改革をもとめてくる。
自民党はこれを拒絶できない。
年次改革要望書の復活は自民党の対米従属の一つのあらわれである。
石破の「アメリカと対等な関係になる」など ユメのまたユメだ。
対等になりたいのであれば 憲法を改正して 自主自尊の主権国家にならなければならない。
日本は いまもなお 吉田茂の対米従属政策をひきずっている。
日本は 自己主張できる独立国家でなければならない。
なにもかも妥協していては 国益を害するだけである。
トランプと石破はクリスチャン(長老派)で両者には共通点がある。
トランプが大統領になれば石破とうまくやれる可能性がある。
一神教の西洋人と多神教の日本人では考え方がちがう。
クリスチャンの西洋人は信仰に縛られる。
日本人は宗教に縛られているわけではない。
日本人とアメリカ人では考え方 価値観がちがう。
だが 同じキリスト教 同じ宗派であるトランプと石破には共通点がある。
トランプが大統領になったら 防衛費を上げろ もっと負担金を払えという話がでてくる。
石破には トランプの要請をおさえる力はないだろうと思っていた。
だが 石破は 宗教という分野で トランプと共通点をもっている。
外交にかぎって それが好都合になることを わたしは期待する。
下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル50)へ移動します
https://www.youtube.com/watch?v=abroQLyulNM
石破がアジア版NATOや地域協定などアメリカに注文をつける姿勢をみせた。
アメリカにモノ申す姿勢はいまにはじまったことではない。
かつて石原慎太郎の「ノーと言える日本」が評判になった。
わたしがこれをたいして「ノーと言える日本への反論」を著した。
ノーという前に 憲法を改正して 日本を一人前の国にしなければならないという思いからだった。
日米関係の改善はかんたんにできることではない。
だが 注文をつけたことは評価したい。
心配したのは あそこまで言ってしまうと アメリカ(CIA)からつぶされるのではないかということだった。
イエロー革命の折り フィリッピンのマルコス元大統領と夫人のイメルダがハワイへ逃げた。
その直後 マルコスはハワイで亡くなった。わたしはマルコスと付き合いがあったので ハワイへ飛んで 何回かテレビの取材もおこなった。サンデープロジェクトという番組だった
そのさなか イメルダがマルコスの遺体をフィリピンへ移そうとする事件がもちあがった。わたしもその場に立ち会ったが このとき屈強な男たちがイメルダらの前に立ちはだかった。
アメリカのCIAだった。マルコスの遺体をもって帰ると フィリピンで内乱がおきる。アキノ政権はまだ落ち着かない。ロイヤルグループが マルコスが帰ってきたとして気勢を上げて立ちあがりかねない。
それを阻止するため CIAがマルコスの遺体をフィリピンに移動させようとするイメルダらの計画をねじふせたのである。
アメリカは力ずくの国で 反米的なことを言うと圧力をかけてくる危険性がある。
アメリカに逆らうと政権は長持ちしない。
アメリカという国は 謀略国家で 甘い考えは通用しない。
鳩山が総理のとき 米軍基地を県外かグアム島と申し入れて 相手にされず それが短命につながった。
その鳩山が一つだけ国益にかなったことをやっている。
アメリカは毎年 年次改革要望書というものを日本につきつけてくる。
アメリカの企業が進出しやすいように大店舗法を導入させて 郵政改革では日本の300兆円郵便貯金をつぶして アメリカの金融経済に流入させた。
アメリカの都合で日本の政治がうごかされる。
かつて田中角栄がロッキード事件でやられたように鳩山もやられる可能性があった。
案の定 鳩山内閣は アメリカにそっぽを向かれてつぶれた。
石破も幻想論ばかりふりまいているとアメリカにつぶされかねない。
自民党がダメなところは 鳩山がやめさせた年次改革要望書を再開したことだった。
日本もアメリカに年次改革要望書を出すことができる。
だが これまで一度も出したことがない。
アメリカは日本につぎつぎと改革をもとめてくる。
自民党はこれを拒絶できない。
年次改革要望書の復活は自民党の対米従属の一つのあらわれである。
石破の「アメリカと対等な関係になる」など ユメのまたユメだ。
対等になりたいのであれば 憲法を改正して 自主自尊の主権国家にならなければならない。
日本は いまもなお 吉田茂の対米従属政策をひきずっている。
日本は 自己主張できる独立国家でなければならない。
なにもかも妥協していては 国益を害するだけである。
トランプと石破はクリスチャン(長老派)で両者には共通点がある。
トランプが大統領になれば石破とうまくやれる可能性がある。
一神教の西洋人と多神教の日本人では考え方がちがう。
クリスチャンの西洋人は信仰に縛られる。
日本人は宗教に縛られているわけではない。
日本人とアメリカ人では考え方 価値観がちがう。
だが 同じキリスト教 同じ宗派であるトランプと石破には共通点がある。
トランプが大統領になったら 防衛費を上げろ もっと負担金を払えという話がでてくる。
石破には トランプの要請をおさえる力はないだろうと思っていた。
だが 石破は 宗教という分野で トランプと共通点をもっている。
外交にかぎって それが好都合になることを わたしは期待する。
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2024年10月31日
山本峯章チャンネル 苦言直言第49回
過半数割れの自公連立政権の頼みの綱は国民民主党や維新との政策協定
2000万円問題がでてきて選挙情勢がガラリと変わった。
自民党が信を問われているのは政治とカネの問題だった。
野党も政治とカネの問題一本やりで 自民党を攻め立てて なに一つ政治目標や政策を挙げなかった。
ともかく 政治とカネのスキャンダルで攻めまくった。
共産党も 政治とカネの問題に先鞭をつけたのはわが党と主張した。
2000万円問題も わが党(赤旗)が最初に報道したと強調した。
この選挙は政治とカネの一本やりだったのである。
わたしはすくなくとも自公で過半数はいくと思っていた。
自由民主党は危機意識が乏しい 危機管理もまったくできていなかった。
政治とカネの問題で 共産党赤旗に叩かれて コリているはずだが なにも手を打たなかった。
リークのネタがどこからでたのか調べようともしていない。
内部告発なのか だれがリークしたのか?
自民党か危機管理に敏感だったら 2000万円問題はでてこなかったはずである。
公認をもらえなかった候補者にとつぜん2000万円が振り込まれた。
振りこまれた方も迷惑だったはずだ。
内部事情が外部にもれたには、内部告発があったからである。
かつて ロッキード事件のあとに グラマン事件〜日商岩井事件がおきた。
この事件も内部告発だった。
わたしが三通の海部メモを入手して 東京タイムスの斉藤君とともに 社会党の大出俊議員をとおして国会にだした。
そして 海部八郎副社長は懲役刑 島田常務の自殺という事態にいたった。
グラマン事件 日商岩井事件は 当時 大事件として騒がれた。
ところが 政治家は 全員 時効で罪を免れた。
日韓疑惑事件も わたしが世に出した。
大蔵省メモといわれるもので これも内部告発だった。
日韓疑惑も 日韓癒着をあばきだす大事件だった。
大きな疑獄事件みな内部告発〜リーク 密告から発覚する。
自民党は 共産党赤旗が政治とカネの問題を取り上げたとき 党内の危機管理を強化すべきだった。
党の危機管理もできないようでは 国家の危機管理ができるはずはない。
したがって スパイ防止法もできない。過半数をもっていてもできなかったスパイ防止法は 半数を割った現在ではますます不可能である。
自公過半数割れの状況のなかで石破下ろしの話がでてきた。
だが 石破下ろしは そうかんたんにはいかない。
石破を下ろしてその後どうするのか。
加藤勝信(財務大臣)をもってこようとするのか菅や岸田の考えである。
前回の総裁選のナンバー2は高市だった。
だが 菅や岸田は反高市でこりかたまっている。
これに対抗すのが高市を支援する麻生と茂木 萩生田ら旧安倍派で 高市支援には かれらの政治生命がかかっている
菅と岸田 麻生と茂木 萩生田ら旧安倍派が争うと かつての「大平・福田の40日抗争」の再来になってしまう。
その意味でも石破下ろしはないだろう。
石破内閣は過半数の233議席がないので どこかと組まなければならない。
部分連合やパーシャル連合 政策協定などが取り沙汰されている。
石破内閣が組むのは野田(立憲民主党)ではないかという意見もある。
野田と組む可能性はないだろう。
野田がさかんに主張していたのは増税で 課税対象は600兆にのぼる企業の内部留保である。
財界寄りの自民党はこの政策にのれない。
たとえ政策協定ができても 半数がマルキストの立憲民主党とは連立は組めない。
連立は長期間にわたるのでかならず破綻が生じる。
維新は独特の信条をもった政党で 公明党と与党を組んでいる自民党と手をむすぶとは考えられない。
可能性があるのは 玉木の国民民主党で 今回の選挙で議員が解散時の4倍にもふえた。
なぜそんなに増えたかといえば わかりやすい政策が国民の共感をえたからである。
手取りをふやすという。どうすれば手取りがふえるのか。減税や補助金などがこれにあたる。
生活に密着した政策を打ち出したのが国民民主党の最大の勝因だった。
石破は国民民主党とは組みやすい。
可能性としては国民民主がいちばん高い。
だが 1回目の首班指名では 各党とも自党の党首の名を書くだろう。
自民党も立憲民主党も 根回しをやっているはずである。
2回目で国民民主党は 自民党に票を投じるだろう。
といっても 連立ということにはならない。
政策協定やパーシャル連合で話し合いがすすむはずである。
そのほうが 立憲民主党と組むよりは はるかに無難だろう。
維新も政策協定ならのってくる。
国民民主と維新の協力をえて石破政権は生きのびてゆくはずである。
下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル49)へ移動します
https://www.youtube.com/watch?v=xJvlo4uE0Bw
2000万円問題がでてきて選挙情勢がガラリと変わった。
自民党が信を問われているのは政治とカネの問題だった。
野党も政治とカネの問題一本やりで 自民党を攻め立てて なに一つ政治目標や政策を挙げなかった。
ともかく 政治とカネのスキャンダルで攻めまくった。
共産党も 政治とカネの問題に先鞭をつけたのはわが党と主張した。
2000万円問題も わが党(赤旗)が最初に報道したと強調した。
この選挙は政治とカネの一本やりだったのである。
わたしはすくなくとも自公で過半数はいくと思っていた。
自由民主党は危機意識が乏しい 危機管理もまったくできていなかった。
政治とカネの問題で 共産党赤旗に叩かれて コリているはずだが なにも手を打たなかった。
リークのネタがどこからでたのか調べようともしていない。
内部告発なのか だれがリークしたのか?
自民党か危機管理に敏感だったら 2000万円問題はでてこなかったはずである。
公認をもらえなかった候補者にとつぜん2000万円が振り込まれた。
振りこまれた方も迷惑だったはずだ。
内部事情が外部にもれたには、内部告発があったからである。
かつて ロッキード事件のあとに グラマン事件〜日商岩井事件がおきた。
この事件も内部告発だった。
わたしが三通の海部メモを入手して 東京タイムスの斉藤君とともに 社会党の大出俊議員をとおして国会にだした。
そして 海部八郎副社長は懲役刑 島田常務の自殺という事態にいたった。
グラマン事件 日商岩井事件は 当時 大事件として騒がれた。
ところが 政治家は 全員 時効で罪を免れた。
日韓疑惑事件も わたしが世に出した。
大蔵省メモといわれるもので これも内部告発だった。
日韓疑惑も 日韓癒着をあばきだす大事件だった。
大きな疑獄事件みな内部告発〜リーク 密告から発覚する。
自民党は 共産党赤旗が政治とカネの問題を取り上げたとき 党内の危機管理を強化すべきだった。
党の危機管理もできないようでは 国家の危機管理ができるはずはない。
したがって スパイ防止法もできない。過半数をもっていてもできなかったスパイ防止法は 半数を割った現在ではますます不可能である。
自公過半数割れの状況のなかで石破下ろしの話がでてきた。
だが 石破下ろしは そうかんたんにはいかない。
石破を下ろしてその後どうするのか。
加藤勝信(財務大臣)をもってこようとするのか菅や岸田の考えである。
前回の総裁選のナンバー2は高市だった。
だが 菅や岸田は反高市でこりかたまっている。
これに対抗すのが高市を支援する麻生と茂木 萩生田ら旧安倍派で 高市支援には かれらの政治生命がかかっている
菅と岸田 麻生と茂木 萩生田ら旧安倍派が争うと かつての「大平・福田の40日抗争」の再来になってしまう。
その意味でも石破下ろしはないだろう。
石破内閣は過半数の233議席がないので どこかと組まなければならない。
部分連合やパーシャル連合 政策協定などが取り沙汰されている。
石破内閣が組むのは野田(立憲民主党)ではないかという意見もある。
野田と組む可能性はないだろう。
野田がさかんに主張していたのは増税で 課税対象は600兆にのぼる企業の内部留保である。
財界寄りの自民党はこの政策にのれない。
たとえ政策協定ができても 半数がマルキストの立憲民主党とは連立は組めない。
連立は長期間にわたるのでかならず破綻が生じる。
維新は独特の信条をもった政党で 公明党と与党を組んでいる自民党と手をむすぶとは考えられない。
可能性があるのは 玉木の国民民主党で 今回の選挙で議員が解散時の4倍にもふえた。
なぜそんなに増えたかといえば わかりやすい政策が国民の共感をえたからである。
手取りをふやすという。どうすれば手取りがふえるのか。減税や補助金などがこれにあたる。
生活に密着した政策を打ち出したのが国民民主党の最大の勝因だった。
石破は国民民主党とは組みやすい。
可能性としては国民民主がいちばん高い。
だが 1回目の首班指名では 各党とも自党の党首の名を書くだろう。
自民党も立憲民主党も 根回しをやっているはずである。
2回目で国民民主党は 自民党に票を投じるだろう。
といっても 連立ということにはならない。
政策協定やパーシャル連合で話し合いがすすむはずである。
そのほうが 立憲民主党と組むよりは はるかに無難だろう。
維新も政策協定ならのってくる。
国民民主と維新の協力をえて石破政権は生きのびてゆくはずである。
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2024年10月24日
山本峯章チャンネル 苦言直言第48回
ウソつきの二枚舌 裏切りと手のひら返しの石破に日本の政治をあずけた大悲劇!
石破茂が首班指名選挙で選出されて102代内閣総理大臣になった。
わたしが石破をダメと思うのは平気で二枚舌を使うからである。
政治に理想論や空想論をもちこんで その齟齬が ウソや二枚舌につながっているのである。
自民党になかで党内野党をやっているときは大きな問題にならなかった。
だが 総理大臣となった現在 そういうモラルのない態度はゆるされない。
石破はアメリカのシンクタンクに投稿して 日米の関係は日英のような強固な関係になるべきと主張している。
そして日米と対等な関係を構築するという(憲法で自衛権を放棄しているような国が軍事超大国のアメリカと対等になれると思っているのか)
アメリカと英国は かつて 親子や兄弟で、血がつながっている。血は水よりも濃しで 英米は血縁関係にある。
異人種の日本とアメリカのあいだで アメリカと英国のようなあうんの呼吸ができるはずはない。
かつてうまくいっていた日英同盟をこわしたのはアメリカではかったか。
石破のアメリカにたいする意識は甘いといわざるをえない。
日米関係の歴史は長いが アメリカの日本にたいする差別意識は昔から根強いものがあった。イエローモンキーということばもあった。
戦後 アメリカに二度と逆らえない弱小国にしようとした。
工業力をもたない農業国にしようとしたのだった。
ところが中国革命や朝鮮戦争はおきて 世界は共産化にむかってうごきはじめた。
日本でも革命の危機が迫った。
軍隊でこれを抑えようにも アメリカは 日本に憲法9条をおしつけて軍隊をもてない弱小国にしてしまった。
そこでアメリカは 共産革命を防ぐため警察予備隊をつくって治安にあたらせた。
昭和27年に独立してその警察予備隊が保安隊になった。
そして昭和29年 吉田茂が自衛隊法を成立させた。
ところが肝心の憲法は変えなかった。
安保条約も サンフランシスコ条約調印の折りに ここにサインしろといわれて 吉田がじぶんの一存で調印したもので 一種の不平等条約だった
旧安保には アメリカが日本をまもると書いていなかったばかりか 日本のどこにでも基地がつくれるというまるで属国扱いだった。
条文は すでにつくってあって、吉田茂はサインしただけだったのだ。
それを大幅に改正させたのが60年安保で わたしも賛成派として闘争に参加した。
60年の新安保でも 片務性は残った。
その片務性を双務性に一歩近づけたのが安倍の安保法制だった。
石破はその安保条約を変えるという。
そんなかんたんいきますか?
われわれは30年代どれほど苦労をしたことか。
新島闘争に勝って それから安保闘争にくわわったが 60年安保で 多くのひとが傷ついた。
そして ここから思想の混乱とテロの連鎖がおきた。
日本が右と左に分かれて 革命前夜の様相を呈したのだった。
日米安保は10年ごとに自動延長される。
石破がいうようにかんたんには変更できない仕組みになっている。
石破は不可能なことを平気で口にする軽薄な男で アジア版NATOがその典型である。
アジア版NATOにインドが インドネシアが入るだろうか? タイは入るだろうか? タイは南アジアが西欧の植民地になっても独立をまもった独立心の旺盛な国である。外交上手なタイが中国を敵に回すはずはない。
グローバルサウスは非同盟中立をまもるだろう。冷戦構造のなかでもグローバルサウスは非同盟中立をまもってきた。いまさら中国につく アメリカにつくなどということはやるはずがない。
石破はできそうになことを平気で口にするクセがある。
だから二枚舌とかウソつきだといわれる。
理想を語るのはよいが 石破は一国に首相なので ウソや空想を語ってはならない。
石破がウソをつくのは 現実と夢想の区別がつかないからで 石破の裏切りと二枚舌 ウソと手のひら返しによって 日本は世界現実から離れて石破とともに沈没してしまいねない。
日米地位協定やアジア安保の問題でも 問われるのは日本の主権というリアリズムである。
戦後80年 吉田がつくった対米依存の甘えの構造から抜け出して リアリズムのある一人前の国になるのは 憲法を改正して 主権をとりもどすほかない。
石破は憲法改正を前から唱えていた。
憲法改正を石破内閣の一仕事としてぜひやってもらいたい。
憲法改正すれば 国家のリアリズムが回復して 多くのことが実現できる。
戦後80年 ないがしろにされてきた国家の基本 国家の基本を修正できる。
その意味でも 憲法改正がぜったいに必要なのである。
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https://www.youtube.com/watch?v=LCB1TVcfwTA
石破茂が首班指名選挙で選出されて102代内閣総理大臣になった。
わたしが石破をダメと思うのは平気で二枚舌を使うからである。
政治に理想論や空想論をもちこんで その齟齬が ウソや二枚舌につながっているのである。
自民党になかで党内野党をやっているときは大きな問題にならなかった。
だが 総理大臣となった現在 そういうモラルのない態度はゆるされない。
石破はアメリカのシンクタンクに投稿して 日米の関係は日英のような強固な関係になるべきと主張している。
そして日米と対等な関係を構築するという(憲法で自衛権を放棄しているような国が軍事超大国のアメリカと対等になれると思っているのか)
アメリカと英国は かつて 親子や兄弟で、血がつながっている。血は水よりも濃しで 英米は血縁関係にある。
異人種の日本とアメリカのあいだで アメリカと英国のようなあうんの呼吸ができるはずはない。
かつてうまくいっていた日英同盟をこわしたのはアメリカではかったか。
石破のアメリカにたいする意識は甘いといわざるをえない。
日米関係の歴史は長いが アメリカの日本にたいする差別意識は昔から根強いものがあった。イエローモンキーということばもあった。
戦後 アメリカに二度と逆らえない弱小国にしようとした。
工業力をもたない農業国にしようとしたのだった。
ところが中国革命や朝鮮戦争はおきて 世界は共産化にむかってうごきはじめた。
日本でも革命の危機が迫った。
軍隊でこれを抑えようにも アメリカは 日本に憲法9条をおしつけて軍隊をもてない弱小国にしてしまった。
そこでアメリカは 共産革命を防ぐため警察予備隊をつくって治安にあたらせた。
昭和27年に独立してその警察予備隊が保安隊になった。
そして昭和29年 吉田茂が自衛隊法を成立させた。
ところが肝心の憲法は変えなかった。
安保条約も サンフランシスコ条約調印の折りに ここにサインしろといわれて 吉田がじぶんの一存で調印したもので 一種の不平等条約だった
旧安保には アメリカが日本をまもると書いていなかったばかりか 日本のどこにでも基地がつくれるというまるで属国扱いだった。
条文は すでにつくってあって、吉田茂はサインしただけだったのだ。
それを大幅に改正させたのが60年安保で わたしも賛成派として闘争に参加した。
60年の新安保でも 片務性は残った。
その片務性を双務性に一歩近づけたのが安倍の安保法制だった。
石破はその安保条約を変えるという。
そんなかんたんいきますか?
われわれは30年代どれほど苦労をしたことか。
新島闘争に勝って それから安保闘争にくわわったが 60年安保で 多くのひとが傷ついた。
そして ここから思想の混乱とテロの連鎖がおきた。
日本が右と左に分かれて 革命前夜の様相を呈したのだった。
日米安保は10年ごとに自動延長される。
石破がいうようにかんたんには変更できない仕組みになっている。
石破は不可能なことを平気で口にする軽薄な男で アジア版NATOがその典型である。
アジア版NATOにインドが インドネシアが入るだろうか? タイは入るだろうか? タイは南アジアが西欧の植民地になっても独立をまもった独立心の旺盛な国である。外交上手なタイが中国を敵に回すはずはない。
グローバルサウスは非同盟中立をまもるだろう。冷戦構造のなかでもグローバルサウスは非同盟中立をまもってきた。いまさら中国につく アメリカにつくなどということはやるはずがない。
石破はできそうになことを平気で口にするクセがある。
だから二枚舌とかウソつきだといわれる。
理想を語るのはよいが 石破は一国に首相なので ウソや空想を語ってはならない。
石破がウソをつくのは 現実と夢想の区別がつかないからで 石破の裏切りと二枚舌 ウソと手のひら返しによって 日本は世界現実から離れて石破とともに沈没してしまいねない。
日米地位協定やアジア安保の問題でも 問われるのは日本の主権というリアリズムである。
戦後80年 吉田がつくった対米依存の甘えの構造から抜け出して リアリズムのある一人前の国になるのは 憲法を改正して 主権をとりもどすほかない。
石破は憲法改正を前から唱えていた。
憲法改正を石破内閣の一仕事としてぜひやってもらいたい。
憲法改正すれば 国家のリアリズムが回復して 多くのことが実現できる。
戦後80年 ないがしろにされてきた国家の基本 国家の基本を修正できる。
その意味でも 憲法改正がぜったいに必要なのである。
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2024年10月18日
山本峯章チャンネル 苦言直言第47回
自公で過半数確保も 安倍派を切り捨てた石破自民党が分裂の危機!
10月27日に投開票となる衆議院選挙の焦点は 自公で過半数(233議席)をとれるか否かにある。
結論からいえば わたしは過半数をとれると思う。
選挙前 自民党はむずかしい局面に立たされていた。
カネと政治の問題〜マスコミがいう裏金議員を公認するかしないか 比例との重複をどうするか 党内でもめていた。
結論が出ない段階で 自民党が過半数をとれるかどうか危うい状況にあった。
岸田は非公認 森山は候補者全員を公認する姿勢だったが 石破が非公認を決断した。
その結果 自民党への逆風がやわらいで 自公過半数の可能性が濃厚になった。
12人の非公認のうち今回立候補するのが9人で 34人が比例との重複をみとめられなかった。
比例との重複をみとめられなかった安倍派から怨嗟の声がふきだしたのは当然だった。
自民党の右派と左派は対立するものの 最終的には解消されてきた。
だが 今回の亀裂は かんたんには解消できそうにない。
こんどの衆院選挙で 自公あわせて257〜8議席ほどいくと思う。
そうなれば 安定過半数である。
その意味でわたしはそう心配はしていない。
心配なのは 選挙後 自民党がかつてのように団結して一枚岩になれるか否かである。
わたしは 主流派と反主流派のミゾが深くなると踏んでいる。
石破と岸田 菅と小泉の主流派にたいして 麻生や茂木 旧安倍派が反主流派となる。
問題は 旧安倍派から新しいリーダーがでてくるか否かである。
怨念がからむ党派のまとめ役とあって大任である。
公認もれの安倍派9人の候補者のうち何人かが当選してくる。
その当選者なら安倍派をまとめきれる。
旧安倍派は 派閥ではなく保守派のグループである。
麻生派と茂木派 旧安倍派グループが反主流派を形成する
自民党右派である。
すでに主流派が左派革新 反主流派が右派保守という色分けができている。
選挙公約のなかで石破は夫婦別姓を唱えて 左派の旗色を鮮明にしている。
左派と右派の対立軸がすでにできているのである。
したがって 自民党の運営はむずかしいものになる
石破は 夢見るユメコさんで 現実を見ることができない。
左右に分裂した自民党をまとめる手腕などない。
高市さんに全国から応援依頼が殺到しているという。
高市さんには 人脈を広げるよいチャンスだろう。
高市さんは 政策はすぐれているが 人付き合いに難点があるといわれる。
選挙の借りは選挙で返すという。
高市さんは 公認はもらったが比例重複から外された候補者の応援に回って おおいに貸しをつくるべきだ。
高市さんが来てくれれば借りになる。
高市さんの応援で当選してくれば 高市さんの支援者になってくれるはずである。
高市さんのような保守のかたまりのようなひとが総裁選に立てば 応援をうけた議員が支援してくれる。
自民党保守派にとって大きな追い風である。
前回は20人の推薦者をえるのに苦労した。
だが 次回は それほど苦労しなくともすむ。
高市さんはじぶんの選挙区よりも 比例との重複をみとめられなかった旧安倍派の応援に回るべきである。
今回の選挙で 非公認と比例との重複をみとめられなかった40数名の安倍派が高市支持に回れば 保守自民党再生の大きなバネになる。
公明党は28〜9議席とれるだろう。自民党は単独で過半数はとれないが 220から230に近くには届くだろう。
自公あわせて250〜258程度か。
議席より問題なのは今後の自民党の運営である。
石破は 従来 一匹オオカミで 党内野党といわれてきた。
理想論や空想ばかりで 夢見るユメコさんを だれも相手にしなかった。
石破は空論壁から抜け出て リアリティをもたなければならない。
石破がその壁をどうのりこえてゆくか。
自民党に主流派と反主流派のミゾはきわめて深い。
時間とともに対立が解消されるのがこれまでの自民党だったが 今回は深い恨みが残っている。
麻生と茂木、旧安倍グループは 強固な反主流派をつくるべきだが 旧安倍派クループをまとめる人材がでてくるであろうか。
安倍派の中心だった議員が非公認あるいは比例重複を外されて 当落線上ぎりぎりのところにいる。
石破と岸田 菅と小泉ら主流派にたいする麻生と茂木、旧安倍ら反主流派の怨念はかんたんには消えそうにない。
自民党分裂の危機が目前に迫っているのである。
下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル47)へ移動します
https://www.youtube.com/watch?v=lbHdnZxEMBA
10月27日に投開票となる衆議院選挙の焦点は 自公で過半数(233議席)をとれるか否かにある。
結論からいえば わたしは過半数をとれると思う。
選挙前 自民党はむずかしい局面に立たされていた。
カネと政治の問題〜マスコミがいう裏金議員を公認するかしないか 比例との重複をどうするか 党内でもめていた。
結論が出ない段階で 自民党が過半数をとれるかどうか危うい状況にあった。
岸田は非公認 森山は候補者全員を公認する姿勢だったが 石破が非公認を決断した。
その結果 自民党への逆風がやわらいで 自公過半数の可能性が濃厚になった。
12人の非公認のうち今回立候補するのが9人で 34人が比例との重複をみとめられなかった。
比例との重複をみとめられなかった安倍派から怨嗟の声がふきだしたのは当然だった。
自民党の右派と左派は対立するものの 最終的には解消されてきた。
だが 今回の亀裂は かんたんには解消できそうにない。
こんどの衆院選挙で 自公あわせて257〜8議席ほどいくと思う。
そうなれば 安定過半数である。
その意味でわたしはそう心配はしていない。
心配なのは 選挙後 自民党がかつてのように団結して一枚岩になれるか否かである。
わたしは 主流派と反主流派のミゾが深くなると踏んでいる。
石破と岸田 菅と小泉の主流派にたいして 麻生や茂木 旧安倍派が反主流派となる。
問題は 旧安倍派から新しいリーダーがでてくるか否かである。
怨念がからむ党派のまとめ役とあって大任である。
公認もれの安倍派9人の候補者のうち何人かが当選してくる。
その当選者なら安倍派をまとめきれる。
旧安倍派は 派閥ではなく保守派のグループである。
麻生派と茂木派 旧安倍派グループが反主流派を形成する
自民党右派である。
すでに主流派が左派革新 反主流派が右派保守という色分けができている。
選挙公約のなかで石破は夫婦別姓を唱えて 左派の旗色を鮮明にしている。
左派と右派の対立軸がすでにできているのである。
したがって 自民党の運営はむずかしいものになる
石破は 夢見るユメコさんで 現実を見ることができない。
左右に分裂した自民党をまとめる手腕などない。
高市さんに全国から応援依頼が殺到しているという。
高市さんには 人脈を広げるよいチャンスだろう。
高市さんは 政策はすぐれているが 人付き合いに難点があるといわれる。
選挙の借りは選挙で返すという。
高市さんは 公認はもらったが比例重複から外された候補者の応援に回って おおいに貸しをつくるべきだ。
高市さんが来てくれれば借りになる。
高市さんの応援で当選してくれば 高市さんの支援者になってくれるはずである。
高市さんのような保守のかたまりのようなひとが総裁選に立てば 応援をうけた議員が支援してくれる。
自民党保守派にとって大きな追い風である。
前回は20人の推薦者をえるのに苦労した。
だが 次回は それほど苦労しなくともすむ。
高市さんはじぶんの選挙区よりも 比例との重複をみとめられなかった旧安倍派の応援に回るべきである。
今回の選挙で 非公認と比例との重複をみとめられなかった40数名の安倍派が高市支持に回れば 保守自民党再生の大きなバネになる。
公明党は28〜9議席とれるだろう。自民党は単独で過半数はとれないが 220から230に近くには届くだろう。
自公あわせて250〜258程度か。
議席より問題なのは今後の自民党の運営である。
石破は 従来 一匹オオカミで 党内野党といわれてきた。
理想論や空想ばかりで 夢見るユメコさんを だれも相手にしなかった。
石破は空論壁から抜け出て リアリティをもたなければならない。
石破がその壁をどうのりこえてゆくか。
自民党に主流派と反主流派のミゾはきわめて深い。
時間とともに対立が解消されるのがこれまでの自民党だったが 今回は深い恨みが残っている。
麻生と茂木、旧安倍グループは 強固な反主流派をつくるべきだが 旧安倍派クループをまとめる人材がでてくるであろうか。
安倍派の中心だった議員が非公認あるいは比例重複を外されて 当落線上ぎりぎりのところにいる。
石破と岸田 菅と小泉ら主流派にたいする麻生と茂木、旧安倍ら反主流派の怨念はかんたんには消えそうにない。
自民党分裂の危機が目前に迫っているのである。
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2024年10月09日
山本峯章チャンネル 苦言直言第46回
国防軍創設と9条改正はウソ? 裏切りと二枚舌が石破の本性!
石破内閣が発足した。わたしは 総裁選のなかで 石破の憲法改正論がいつでてくるのか注目していた。とくに9条改正はどうなるのか。
石破は以前より国防軍をつくると主張してきた。
石破の政策にはあまり賛成できないが 国防軍については期待している。ぜひやっていただきたい。
だが 石破は 総裁選で憲法改正や憲法九条に一言もふれなかった。
1955年に自由民主党と社会党の二大政党による55年体制が成立した。
そのとき自民党が党是としてきめた憲法改正がいまだに実行されていない。
当初、憲法改正ではなく 自主憲法制定だった。
いつのまにか憲法改正にかわってしまった。
それから70年の歳月がたった。
安倍さんが60年かけてやっと国民投票法案を成立させた。
安倍さんならいけるなと思っていたがうまくすすまなかった。
岸田も任期中にかならず憲法改正をやるといった。
だが 政治とカネの問題で なにもできなかった。
それ以前から石破は 憲法を改正して国防軍をつくるといってきた。
今回の総裁選でそれがでてくるかなと思っていた。
夫婦別姓はでてきたが 憲法改正や国防軍は一言もでてこなかった。
このヒトだいじょうぶかいな。
日米の地位協定の改定など いっていることは勇ましい。
アメリカが日本を対等に見ていると思うのはおおまちがい。
アメリカは日本を属国としてしかみていない。
きれいごとをいってもダメ。アメリカはそう思っている。
アメリカの国内に自衛隊の基地をつくって そこで隊員の訓練をするという。
そしてそこで地位協定の合意をとりつけるという。
アメリカが日本の要望を拒んだ場合 日本はアメリカの要求をうけいれているといって アメリカに日本の要求をうけいれさせる。
そんなことが本当にできますか。
とんでもないことで そんなことはできっこない。
憲法9条も改正できず 自衛隊を法的に位置づけられない。
自衛隊の地位を国際法のなかで ちょろちょろやってごまかしている。
憲法学者は 自衛隊は憲法違反だと叫んでいる。
この国をまもっているのはアメリカじゃないか。
甘ったれているのは日本 甘えの構造にハマっている。
戦後の吉田茂から現在にいたるまで 甘えの構造がいまだ直らない。
安倍さんが甘えの構造を修正して 岸田がアメリカのいうとおりにやって 安倍路線をひきついだ。
石破が憲法改正や国防軍創設ができたらすごい総理大臣になる。
だが嘘つき石破にできるはずはない。
アメリカはそんな甘くない。
米軍基地の問題でも イタリアやドイツは管理権をもっている。
したがって 米軍基地にイタリアやドイツの国内法がはたらく。
日本の場合 米軍基地内は治外法権なので 日本の法律がおよばない。
同じ敗戦国でも基本的に大きなちがいがある。
イタリアは憲法を15回 ドイツにいたっては憲法を60数回かえて主権を回復している。
一方、日本は 反米を叫びながらアメリカにすがって安全保障はアメリカまかせ。憲法9条の改正もやろうとしない。
9条改正をいうとアイツは右だ 極右だと批判される。
じぶんの国の安全保障を憲法で否定して どうやって国際社会に適応してゆくつもりなのか。
安倍さんが国民投票法案をとおして 憲法改正というところまできていた。
だが憲法改正はできなかった。岸田もできなかった。石破は憲法改正をやるといってきた。
石破さんあなた本当に憲法改正をやりますね。やってくださいよ。
70年も前に党是として憲法改正を謳いながら自民党は手をつけられなかった。
ラクなほうへ逃げてきた。そして悪口をいってきたアメリカに頼ってきた。そんなことだから アメリカに支配されるのである。
日本は完全にアメリカ支配のもとにある。
日本人は甘えの構造にどっぷり浸かってきた。
吉田茂の「いいじゃないか アメリカがただでまもってくれるというのだから」というアメリカ依存から抜け出さなければダメだ。
それには 国家主権を確立させることである。
石破はいままでエラソーなことをいってきた。
憲法の改正と国軍の創設をぜひおねがいしたい。
下記のURLをクリックすると本ブログのYOUTUBE版(山本峯章チャンネル46)へ移動します
https://www.youtube.com/watch?v=uwU0vyQPg1E
石破内閣が発足した。わたしは 総裁選のなかで 石破の憲法改正論がいつでてくるのか注目していた。とくに9条改正はどうなるのか。
石破は以前より国防軍をつくると主張してきた。
石破の政策にはあまり賛成できないが 国防軍については期待している。ぜひやっていただきたい。
だが 石破は 総裁選で憲法改正や憲法九条に一言もふれなかった。
1955年に自由民主党と社会党の二大政党による55年体制が成立した。
そのとき自民党が党是としてきめた憲法改正がいまだに実行されていない。
当初、憲法改正ではなく 自主憲法制定だった。
いつのまにか憲法改正にかわってしまった。
それから70年の歳月がたった。
安倍さんが60年かけてやっと国民投票法案を成立させた。
安倍さんならいけるなと思っていたがうまくすすまなかった。
岸田も任期中にかならず憲法改正をやるといった。
だが 政治とカネの問題で なにもできなかった。
それ以前から石破は 憲法を改正して国防軍をつくるといってきた。
今回の総裁選でそれがでてくるかなと思っていた。
夫婦別姓はでてきたが 憲法改正や国防軍は一言もでてこなかった。
このヒトだいじょうぶかいな。
日米の地位協定の改定など いっていることは勇ましい。
アメリカが日本を対等に見ていると思うのはおおまちがい。
アメリカは日本を属国としてしかみていない。
きれいごとをいってもダメ。アメリカはそう思っている。
アメリカの国内に自衛隊の基地をつくって そこで隊員の訓練をするという。
そしてそこで地位協定の合意をとりつけるという。
アメリカが日本の要望を拒んだ場合 日本はアメリカの要求をうけいれているといって アメリカに日本の要求をうけいれさせる。
そんなことが本当にできますか。
とんでもないことで そんなことはできっこない。
憲法9条も改正できず 自衛隊を法的に位置づけられない。
自衛隊の地位を国際法のなかで ちょろちょろやってごまかしている。
憲法学者は 自衛隊は憲法違反だと叫んでいる。
この国をまもっているのはアメリカじゃないか。
甘ったれているのは日本 甘えの構造にハマっている。
戦後の吉田茂から現在にいたるまで 甘えの構造がいまだ直らない。
安倍さんが甘えの構造を修正して 岸田がアメリカのいうとおりにやって 安倍路線をひきついだ。
石破が憲法改正や国防軍創設ができたらすごい総理大臣になる。
だが嘘つき石破にできるはずはない。
アメリカはそんな甘くない。
米軍基地の問題でも イタリアやドイツは管理権をもっている。
したがって 米軍基地にイタリアやドイツの国内法がはたらく。
日本の場合 米軍基地内は治外法権なので 日本の法律がおよばない。
同じ敗戦国でも基本的に大きなちがいがある。
イタリアは憲法を15回 ドイツにいたっては憲法を60数回かえて主権を回復している。
一方、日本は 反米を叫びながらアメリカにすがって安全保障はアメリカまかせ。憲法9条の改正もやろうとしない。
9条改正をいうとアイツは右だ 極右だと批判される。
じぶんの国の安全保障を憲法で否定して どうやって国際社会に適応してゆくつもりなのか。
安倍さんが国民投票法案をとおして 憲法改正というところまできていた。
だが憲法改正はできなかった。岸田もできなかった。石破は憲法改正をやるといってきた。
石破さんあなた本当に憲法改正をやりますね。やってくださいよ。
70年も前に党是として憲法改正を謳いながら自民党は手をつけられなかった。
ラクなほうへ逃げてきた。そして悪口をいってきたアメリカに頼ってきた。そんなことだから アメリカに支配されるのである。
日本は完全にアメリカ支配のもとにある。
日本人は甘えの構造にどっぷり浸かってきた。
吉田茂の「いいじゃないか アメリカがただでまもってくれるというのだから」というアメリカ依存から抜け出さなければダメだ。
それには 国家主権を確立させることである。
石破はいままでエラソーなことをいってきた。
憲法の改正と国軍の創設をぜひおねがいしたい。
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